第4話 弊社の今 Part1
こんばんわ、なんかかんかで何をするでもなく時のジュータンに乗ってふわふわしている私です。
さてさて、前回までは少し本格的な技術?の話をしてまいりましたが、そろそろネタが無くなってまいりました。
弊社の全国デビューは3月8日から3月11日にビックサイトでおこなわれたライティングフェアー2011でした。
忘れもしない3月11日 そうです東日本大震災が起こった日でした。この災害で被害を蒙られた地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
展示会の最終日の最後の追い込みに入った14時30分過ぎでした。地震は緩やかに始まりました。会場にいるスタッフもお客様のすぐに地震であることはわかりました。会場の搬入口のシャッターが異様な音をたてて響いています。天井では業務用の大型エアコンの4本で吊るしたパイプは1本になるほどネジ回っています。30秒が経過しました。誰もがそろそろ揺れが止まるだろうと思ったのではないでしょうか?しかし揺れは一向にとまりません。それどころか激しくなる感じです。会場のスピーカーから緊急避難のアナウンスです。なにか会場の一部で地震による被害がでた感じです。われわれは取るものも取らずに会場の外に誘導されました。会場の東南の方から黒煙が上がっています。何かとてつもない大変な事態が起きている。お台場地区は電話などが遮断されています。情報は携帯のワンセグ情報のみ・・・どこからともなく聞こえてくる悲鳴・・・不安・不安・不安
やっとの思い出安全な場所に避難しそして我々は誰も怪我無く終えることができました。
ライティング・フェアー2011で我々がお伝えしたかったことは・・・・
① 家庭用の交流電源でそのまま使えるLED照明があるんだよ っていうこと
② まだまだといわれていた交流のLEDもここまで直流のLEDと変わらないくらいに進歩してるよ ってこと
③ もしかしたら交流のLEDの方が、いいのではという事実があるよ ってこと
④ LEDの美容器具でしわが伸びるかも ってこと
⑤ 看板照明の可能性が凄いかも ってこと
⑥ 素敵な会社が岡山にあるよ ってこと ・・・・・(笑う
弊社では、交流(AC)駆動のLEDチップを使用した、製品の開発および販売を手掛けています。特徴はいろんなとこに書いてあるのでそちらを見てね!
この交流(AC)駆動LEDだからできることがあるのです。電源には、交流と直流があるのです。交流でLEDが光るなら交流の方がいいじゃないかって、単純に言って貰えるお客様との出会いを求めた賭けでした。
この写真は7月1日に販売を開始した1000wの水銀灯の代替商品としてご提案をさせていただいています
SDP460W40(160w) 天井高が10m以上ある施設のお客様ぜひ一度この商品をご覧ください。LED照明に対する見方が大きく変わること間違いありませんよ。
弊社では、3月11日にお披露目をさせていただいたこの商品の販売におきまして、この度の災害の被害を受けられた方に少しでもお役に立てますよう売上の一部を義援金とさせていただくことを決定いたしました。
弊社は展示会後、4月5月6月と代理店の皆様のお力をお借りして、明るい社会の実現に向け1台づつ販売をさせていただいています。
日本発の技術と言っても過言でない このLEDの技術により 一日も早い復興がされますことと、やはり技術は日本が一番だといってもらえるよう 微力ながら邁進してまいります。
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現在の出荷状況や設置事例などは、次回 Part2 にてご報告申し上げます。
では今回はこのへんで・・・・・・
第3話 特別編 夢を描いて・・・
一週間のご無沙汰でした。玉置です・・・・ おいおい君はおじんか、何年前のキャッチフレーズやねん。
てな感じで今回もやってまいりました。
みなさんLEDを長く使う方法はもう考えてくれましたか?いい回答をいただけた方に賞金100万円って思ってましたが、残念なことに該当者はなしでした(涙)
LEDは半導体のダイオードで、電気を流すと発光する性質を持っています。つまりいままでの光が
白熱球 : フィラメント=抵抗 に電気を流して発光させる。
蛍光灯 : 電子を水銀の原子にぶつけ紫外線を発生させ、それを蛍光物質にあてて発光させる。
ものとは違い
LED : 直接電子エネルギーを光のエネルギーにする電子回路なのです。
なんかわかったような、ぜんぜん理解できないような感じでしょ。
電子回路ということにキーワードがありそうじゃないですか・・・・(ニコっ
なぜLEDはいままでの光に比べ熱を出しにくいのに、熱に弱いのか つまり電子回路が破損するからだったのです。電子回路の特性からすると、電磁波や水などにも弱いということになりますよね。
なんてことを考えながら・・・・・1ヶ月・・・・また1ヶ月 と数ヶ月が経ちました。
なんかもう対策の方法がなくなってきました。そんなとき ついに頭が爆発してしまいました。
え~い こんなものこうしてやる。ついにLEDのチップが影も形も・・・・
えっ、光ってる・・・・電源を切り忘れていました。(ついにその時はきたか、我が人生もこれまでか)
待てよ、チップと基盤を離しても電子回路なんだからコードが繋がってたら光るよね。
経つこと1時間、変な現象が起きてます。・・・チップが熱くない???
なぬ、熱くならないなら いいじゃん
熱の問題に光が射してきました。熱問題が解決すれば、弊社が取り扱ってるチップはAC駆動のアクリッチ。
他に比べ電磁波は格段に少ないはず、 いけるぞ~
これより先の詳しいお話は、秘密保持契約をいただいてから。
(ここまできて 卑怯だぞ・・けちけちせずに教えろ・・・・)
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現在の弊社のチップモジュールの原型がここにあります。
チップは、ソウル半導体(㈱のAC駆動型LEDチップのアクリチを採用していますが、基盤やモジュールのすべては弊社のオリジナルにて設計、製造しています。また製品の組立ももちろん弊社にて行なっています。
昨今のLED市場が、価格優先の時代に突入していますが、おたくは日本で作ってて 高くないの?
おたくの基盤じゃ不安だぞ、なんてお声が耳に届いてまいりますが、皆様が安心してご使用いただける商品の販売に全身全霊 まい進してまいりますので、温かく見守ってねぇ~
てなことで今回は短めにおわります。
第3話 特別編 開発の苦労・・・・
お久しぶりです・・・・・・
今回は文字通り、本来のものとは違う脱線した話です。何も考えず、また優しく読んでくださいね。
LEDの安定器の開発依頼もいただいてからも、順調に問題点の解決をしているさなかになんとも不思議な問題点にぶつかりました。それは、我々がこのままでいいのかと思うことが、LEDの業界では普通に問題もないように振舞われているということです。
少し具体的に書いてみましょう。
①熱の問題です
LEDは効率がよくその80%は光となり20%が熱となると言われます。確かに正しいことですしまた蛍光灯のそれが40%、白熱灯や水銀灯が15%前後であるのにくらべ比率は高いです。ですが実際はエネルギーの22%が可視光線となり残りの78%が熱となっているのです。
その熱も発熱部のすぐ下から120度もの高熱がでるのです。本当にLEDは大丈夫でしょうか?
②寿命の問題です
まずはLEDチップ自体の問題からです。LEDは4万時間とか6万時間とかメーカーごとに好きなことを言っていますが本当でしょうか?
実はLEDの寿命とは、買ったときの明るさにくらべ30%照度が落ちた時をもってその寿命としましょうということになっています。ちなみに蛍光灯や水銀灯や白熱球が50%なのに対して少し厳しい指数です。なんのためにいままでの光源の寿命と変える必要があるのでしょうか?それには秘密が隠されているのです・・・・・なんちゃって(笑)
この30%の照度が落ちるという計算は、ジャンクション温度の算定から予測寿命を割り出すという計算をしています。何分につけ熱が寿命におおきく関わっているということだけ憶えておいてくださいね。
では寿命トリックの主犯のご説明をしていきましょう。一般的に販売されているLEDは直流電流(DC)を使用しています。皆さんのご家庭の電流はなんでしょ~か? 1・2・3・・・・交流電流です。 ファイナルアンサー???ファイナルアンサー・・・正解です。
ということは多くの家電製品がそうであるようにLEDも交流電流から直流電流に変換する必要があるのです。ここで使われるのが安定器、つまり変換器なのです。
ここで安定器のなかに使用している部品(どうです勉強になるでしょう、エッヘン)が問題となってきます。寿命という観点から問題になってくるのはコンデンサーつまり蓄電池です。現在LEDに使われているコンデンサーの寿命を調べてみてください。なんと15000時間といういとも不思議な回答が帰ってきます。
もう賢いあなた、そこのあなたです。なにか可笑しいと思いませんか?
ここで質問です。LEDチップの寿命4万時間そして安定器の寿命1万5千時間です。あなたの買われたLEDは何時間使用できるでしょうか?
答えは、 15000時間後に考えましょう。
またコンデンサーにはもう1点注意しなくてはならないことがありました。それは限界温度、つまりこの温度になったら切れるよっていう温度です。今のLEDには105℃としっかりしたものが入っていますが、2.3年前には80度なんてのも使用されていたんですよ。 ・・・・・安いものばかりに魅力を感じないでね・・・・・
なんか頭が痛くなってきましたね・・・・・気楽に読めなんて言ってただろ~
③電磁波およびサージの問題です。
関係のない話をひとつ。冬になると静電気ってのに襲われます。この静電気ってどのくらい恐ろしいか知っていますか?もしその静電気がバチっと火を出したときには、なんと3000Vの電圧が発生しているのです。怖いですね~。 〈LED vs 静電気〉 さて勝者はどっちでしょう。
なんか簡単そうにみえてたLEDがやけに難しい商品のように感じてきました。
キーワードは、LEDのメリットでした。悪いとこを探してもしかたないと思いました。なぜLEDにするのだろうか?問題解決の答えはそこにありました。
1)長寿命であること
2)紫外線がないので、色焼けがなくまた虫が集りにくいこと
3)安全であること
4)省電力であること
こんなにメリットがあるLEDです。解決すべきは『寿命』、それ1点です。
では、どうすればいいの?
誰に聞いても、誰も教えてくれないのよね・・・・・困ったな
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なんかとてつもなく長くなってきましたので、回答は次回に。
それまで皆さんで答えを探しておいてくださいね。
追伸:
6月後半にライティングフェアー2011でみなさんにお披露目をさせいただいた1000w水銀灯代替LEDがついに発売となる予定です。
12mの高天井に縦10m横6mの間隔で配置してなお床照度200Lx平均を叩きだすバケモノLEDがなんと160wというスリムなボディーに搭載されています。
つまり、ほっそりスリムで実はFカップ・・・・・・ だめだ疲れてきた・・・・
お後が宜しいよーでw

