長女は州立大学の2年生。コンピュータサイエンスとピアノ器楽科の学位取得を目指している。
ひと昔前だと、コンピュータサイエンスの学位があれば就職は安定していたはず。。今は。。かなりひどいかも。アメリカ全体、特にテックに強い市 (シリコンバレーとか)、私の住むシアトル付近も大手テクノロジー会社がたくさんのレイオフをしている。もちろん他の州に引っ越したり、就業ビザを出してもらっていた外国人なんかは自国に帰る人もいると思う。でも、大多数の人はまず近場で再就職を目指す。大学を出たばかりの若者はそういう経験のある人たちと一緒に数少ない空きポジションにアプライしなければならないので大変。。AI の普及でエントリーレベルの仕事が減ると言う人も多いし、大学卒業者にはよいニュースがあまりない。。
中堅企業の私の保険会社でも今年は一つのポジションに平均200人以上からのレジュメが来るらしい。。(去年は130人位だったとのこと。) 私の周りの若い子では、まず入りやすい部署に入ってから、自分の希望の部署の仕事にアプライする子もいる。それも一つの手だよね。ある程度大きい会社じゃないと、自分の希望部署がないかもしれないけど。。あと、私の会社では同じ部署に1年は働かなくてはいけないというルールがあるらしい。
長女もインターンシップのレジュメをたくさん出したらしいけど、音沙汰は全くなし。まあ、彼女の経験はコンピュータではなく、プールやビーチのライフガード。。でもねー、なんというかやる気をなくす要因が山積みな現在のアメリカだと思う。(政治、経済含む。。) 若い人にはアメリカは世知辛い世の中になったのでは、と最近つくづく思う。
(コンピュータって温かい。。プログラミングなんてどうでもいいじゃん。by ココ)
長女は来期、コンピュータプログラミングのプロジェクト作成のクラスを取るらしく、もう少しレジュメに書けるようになるはず、と言っている。長女は今どちらかと言うと音楽の方に気持ちが向いていて、エキストラでプログラミングをしたりはしていない。コンピュータへの情熱が減っているというか。まあ音楽仲間とアンサンブルとかしていた方が楽しいよね。そういうクラスも取っているし。
長女はまだ2年生なので、様子見という感じだと思う。甘々の私達親は彼女に仕事が見つからなくてもしばらくは家にいてもいいよ、というスタンス (彼女には言ってないけど)。卒業するまであまり心配するの止めよう〜。というか、自分こそレイオフされない様に頑張ろうー。笑
