ドイツに6泊、ポルトガル9泊の旅行。ポルトガル4日目(7月9日)に届いたテキストメッセージでまたストレス倍増(涙)。

 

フィンエアーより

「ヘルシンキ空港では7月にストライキを予定しています。7月16日(私達のフライト日。。)も含まれているので、予約の変更を強く推薦します。フライトがキャンセルになるかどうかは出発日の二日前までに決定します。。。」

 

え~~~!実は4月にチケットを買った後、ヘルシンキ空港で頻繁にストライキが起こっているのは聞いた。私達がベルリンに行く頃は静かだった(気付かなかっただけかも)からあまり心配していなかった。私・夫・次女は数日遅れてもあまり問題はないが、長女は大学の夏の授業を取っていて到着日の次の日、17日に中間試験(mid-term)があると言う。。旅行で出席率が悪いので、試験をスキップしたらクラスを落とすかも、と長女がすごく心配し始めた。

 

結果から言うと、このストライキ、直前で契約合意に至りキャンセルされた。でも本当に二日前までわからなかったので、私達はドキドキし、お金も時間も無駄にすることになる。。

 

フィンエアーから直接チケットを買った人は電話かウェブで予約の変更(無料)が出来る。私達は Kayak でサーチしてトラベルエージェンシーから買ったので、その会社に連絡をしなくてはならない。エージェンシー(CheapFlightsFares.com と名前は怪しいけど、普通の対応だった)に電話をしたけど、フライトはキャンセルになっていないので、予約の変更はまだ出来ないと言われる。。まあそうだよね。

 

長女曰く、クイズなんかはオンラインが多いので大丈夫、ただクラスに行って受ける中間試験があり、病気とか不幸とかでは取り直しできる場合があるが旅行だと難しいと。。落ちたらもう一度クラスを取り直さなくてはならない。それは嫌だよね。また授業料も高いから無理してでも予定通りに帰った方が経済的にもいいのでは。という結論に達し、片道チケットを探す。

 

Expedia でおもしろいチケットが見つかった。ポルトの後、ポルトガルの南のビーチ、アルガルヴェに行くのだけど、滞在先の割と近くにファロ空港がある。ファロ発、シアトル着を探すと。。コンドル航空のチケットが見つかる。15日ファロ 発フランクフルト着、フランクフルト ー アンカレッジ(アラスカ!)、アンカレッジ ー シアトル!しかも1日前の16日に着く! (=試験勉強も出来る。) これいいじゃん!所要時間20時間だけど、どのみちポルトガルからの直行便はないし、$600って悪い値段じゃないような。まあ、結局フィンエアーも飛んだので最終的には損をしたけど、piece of mind (フィンエアーが飛ばなくても帰れるという心の安心感)になったことは確かだ。お金で買う安心感。。長女の誕生日が7月21日だったので、プレゼントの代わりに私が$400出し彼女が$200出すことにし次の日に再確認してチケットを買った。

 

私達の帰りの日程もよくなくて、リスボンーベルリン、ベルリンに夜遅く着くので空港の側で一泊、その後16時間掛けて、ヘルシンキ経由でシアトル着。。ポルトガルへのフライトを後から足したからだ。私もアンカレッジ経由で帰りたかった~。(アラスカ上空綺麗だったらしい。) その頃はまだストライキが予定されており、私達はベルリンで立ち止めかなーと予想していたが杞憂に終わる。

 

ポルトガル最後の滞在地、ビーチタウン、ラゴスにいる時に、やっとストライキがキャンセルになった。予定通りフィンエアーでも帰れるけど、長女はもう一日前に旅立つ気満々。ファロ発のフライトは朝9時なので7時には着かないと。。ということで、かなり早起きして空港に向かう。私達はその後リスボン空港に向かうので少し遠回りになる。次女はそのことでかなりご立腹だったけど〜、まあ学業は大事よね。

 

結局ストライキは起きず帰って来られたけど、なんだか振り回されて疲れた。フィンエアーもヘルシンキも良かったけど、もう使わないかも知れない。。

 

フィンエアー、機内食もまあまあだった。何故か夕食は行きも帰りもアジア系だった。