夫との関係は今まで色々あったのだけど、去年夫がリストラに会ってから考え始めたことを書こうかな。
夫は去年の3月にリストラにあう。彼、53歳。。微妙な年齢。私たちの住む西海岸の都市は金融に強い都市ではない。公債のトレーダー・アナリストの仕事ってほとんどない。会計業務とかも出来れば仕事も見つけられたのかもしれないけどそれは得意じゃないし、彼自身なんだか仕事探しも力が入っていない。去年は見ていてイライラすることが多かったな。
定年ってやっぱり65歳のイメージがある。去年から彼が家にずっといる(家業は手伝っているがハーフタイムより少ない)ことになる。これってほとんど定年?数年前、仕事が合わなくて友達(同年代)が仕事を辞めた。その後、彼女は仕事をしていない。結婚はしているけど子供のいない彼女が仕事をしないことについてはなんとも思わなかったのに、自分の夫がフルで仕事をしないのが何故そんなに気になるのだろう。
夫がリストラにあった時、子供たちはちょうど運転もし始め子育ての大変な時期が終わった頃だった。(まだまだお金はかかるけどね。)私は男女平等をすごくサポートしているのに、男である夫が子供の世話も必要ないのに仕事(フルタイム)をしないのが1年たつ今でも納得できない時がある。これってやっぱりジェンダーバイアス?アメリカに住んで長いのに、私もまだ男女の固定観念が強いのか、と愕然とする。。
この気持ち、私の中では完全には解決してないのですが、考えてみれば私もいつかは定年になるわけで。多分その頃には夫は今の家業を継いでいるかもで、私がなにもしなくなる(まあ家事とかはするのだろうけど)ということは多いにあり得る。
それでは私は老後何を望んでいるのか。はたから見て理想的な家族?私は子供が二人とも家を出た後、夫と二人でなにをしたいのか。それを真剣に考えるまであと10年位あると思っていたけど、もうその時が来てしまった。。