ER (Emergency Room)も普段行かないので、少し記録してみる。
ERに着いたのは午前10時半頃。術後二日目なので、駐車場から入口に行くまでも大変。入口で警備員の人が気を聞かせて車いすを持ってきてくれる。
チェックインしてTriage(トリアージ?自分の症状を伝え多分どんな検査が必要かとか入力している)してから血液採集と心電図検査は早かったけど、その後かなり待つ。ERの割に静かでそんなに救急っぽくない人(私もですが)が多い。携帯電話で話してたり。後で救急車からの入り口は別だということを知る。
やっと名前が呼ばれて個室に入れてくれる。綺麗だし付き添い者用の椅子もある。昼間はそんなに苦しくないので、すでにここにいてもいいのかなとか後ろめたさを感じる。ナースに病状をまた説明して血圧・呼吸数・酸素飽和度をモニターにつけて計る。呼吸数がたまに下がり、酸素飽和度は94-97位を彷徨っているけど、気分はそんなに悪くない。
包帯を取るように言われるが医者はなかなか来ない(笑)。小一時間たってからやっと若い女医さんが来る。心電図も血液検査も問題ないけど、カリウムが足りないと言われる。一番大事な血栓の検査結果がまだでていないので待つように言われる。ナースがカリウムの錠剤を持ってきてくれ、その後また待ち状態に。
午後3時頃、血栓の検査結果も95だか98%(覚えていない)の確率でネガティブだから帰ってもいいかな、と言われる。その直後女医さんがモニターを見て、でも酸素飽和度がいまいち。。術後だからCTスキャンしたいかも、と言う。ここで断ってもよかったのだけど、また戻るようになってもいやなので同意する。結局CTスキャンの結果も問題なく帰る頃には午後5時過ぎ。。長い一日でした。
その間、多分オープンスペース(廊下)にいる患者なのだけど、大きな声で「おしっこしたい!なぜ行かせてくれないんだ!水くれ!」と何度も怒鳴っている人がいる。酔っているかドラッグ状態な感じ。多分動けなくされてたと思う。水を飲んだらもっとトイレに行きたくなるのでは、と思いながら彼女が同じことを繰り返すのを聞いていた。。ちなみに「尿瓶にしなさい」と言われていた。
実は彼女の隣には警察官がいて、さらに廊下には何人も警察官がいた。座ってたり立ってたり。ナースが言うには監護しているとのこと。けっこうな人数の患者が捕まってここに来ているみたい。だいたいの人はぐったりしているので、こんなに警察官必要かなと思った。警察官不足ってニュースで言っていたけど。。
この日は金曜日でナースが「夜はこういうのが多い。今日は昼間から多いなあ。」とさらっと言っていた。もう慣れっこみたい。お疲れ様です。
結局私はどこも悪いところは見つからず、すみません!って気分だったけど、女医さんに「あなたはハイリスク(術後)だったから来て正解。」となぐさめられ(?)病院を後にしたのでした。。