膝を怪我してから、色々新しい言葉を学んだ。

 

最初ACL (Anterior Cruciate Ligament) がなんの略なのかも知らなかったし。だからBEAR手術の説明は私には難しいのですがトライします。

 

BEAR は Bridge-Enhanced ACL Repair の略で患者自身のハムストリングス腱ではなく、スポンジみたいなコラーゲン質のインプラントに患者の血を含ませて、それをACLの切れた部分を橋渡しにするように外科用縫合糸を使って繋ぐ。。8週間位でこのインプラントは体内と一体化というか溶けこむ(らしい)。

 

この手術のメイン利点はハムストリングスを切らなくていいことと、自然治癒の力を最大限に使っていることなのだと思う。成功率は85%位らしく、従来のACL再建手術よりも少し低めだけど、患者の満足感は高めとのこと。若干再発(ACL再切断)の可能性が高いという調査もでているのですが、ケース数が少なすぎてなんとも言えないとか。

 

もう少し様子を見ないとハムストリングス腱を使ったACL再建手術とどっちがいいのかわからないですね。だから私の外科医も下手にこっちがいいよとは言えなかったのだろうし、私もなんとも言えません。ケースバイケースだと思う。私はもう50代でジムに通ったりとアクティブだけど、アスリートじゃない。スキーにこだわりはないし、ハイキングと自転車が出来て、通ってたジムクラスに復帰できればいなという感じだ。若い人、もっと激しい運動する人とは違う。もしかしたら私は10年後には後悔しているかもしれない。

 

ちなみにこれを書くにあたって初めてメーカーからの医者用ビデオを見たけど、こんなに骨に穴を開けてたとは知らなかった。どのACL再建手術でもそうなのだろうけど。道理で痛いわけですね。。あと、BEARだから熊さんを思い浮かべますが、確かに発音は一緒です。メーカーさんがマスコットに使っているらしく、手術後、ロゴ入りの小さな熊さんのぬいぐるみをもらった。手術の後、地味~に嬉しかった。笑