鉢植えの植物を「これ以上大きくしたくない、現状維持したい」と思ったときの方法です。
そのまま放置すると良くないので、根切りをします。
鉢植えの根切りは、根詰まり解消や株の若返りのために行い、鉢から抜いた根鉢を優しくほぐし、古根や黒い根、長すぎる根などをハサミで全体の1/3程度を目安にカットします。
根切りの基本手順
鉢から抜く: 植え替え前に数日水やりを控え、土を乾燥させると抜きやすくなります。鉢を軽く叩いたり、鉢底から根切りハサミで切り込みを入れたりして、慎重に抜きます。
根鉢をほぐす: 根鉢の外側から1cm程度を手や根かき(あれば)で優しくほぐします。カチカチに固まっている場合は、根鉢の底に十文字に切り込みを入れるとほぐしやすくなります。
不要な根を切る:
黒く変色した根、ぬるぬるする根: 傷んでいるので全て切り落とします。
健康な根: 全体の1/3程度を目安に、古く太い根や長すぎる根をカットします。細い根はできるだけ残しましょう。
根詰まり対策: 根鉢の周りをハサミで均等にカットし、外側からほぐすようにすると、新しい土に根が伸びやすくなります。
植え付け: 新しい土と鉢底石を入れた鉢に植え付けます。根の量を減らした分、地上部の葉も剪定してバランスを取ると、生長が促進されます。
植え替え後の管理: 植え付け後1週間ほどは半日陰で管理し、根の回復を待ちます。
種類別の注意点
観葉植物・草花: 根鉢の外周部から2〜3割を目安にカット。
果樹・庭木: 主根は残し、細根を間引く程度に。太い根は斜めにカットして水はけを良くする。
根切り・鉢増しの作業適期
根切りは根っこの活動が停滞している時期に行います。
地域・品目にもよりますが、3月上中旬、11月下旬頃が良いと思います。
適期以外の根切り作業は基本的にNGです。