【心の中の3人家族】
その3 良い面と悪い面

今回は、
あなたの心に住んでいる家族の
良い面と悪い面を取り上げてみます。
批判的親:CP
良い側面(肯定的)
・自分に厳しい
・道徳的、論理的
・善悪をわきまえる
・理想の追求
悪い側面(否定的)
・責任追及
・ワンマンで威圧的
・偏見を持つ
・厳しすぎる、とがめる
養育的親:NP
良い側面(肯定的)
・他人への思いやりや配慮
・他人を愛し守り保護する
・温かさ
悪い側面(否定的)
・過保護
・世話しすぎ
・過干渉
・甘やかす
大人:A
良い側面(肯定的)
・情報の収集・分析
・客観的理解・工夫
・的確な判断と決断
悪い側面(否定的)
・人情味にかける
・クール、冷たい
・人の気持ちより事実を優先
自由な子供:FC
良い側面(肯定的)
・天真爛漫
・自由で明るい
・創造性・直観力・好奇心
悪い側面(否定的)
・わがままで自己中心的
・本能的、衝動的
・うるさいときもある
順応した子供:AC
良い側面(肯定的)
・素直、協調性
・他人を信頼する
・適応力
悪い側面(否定的)
・自主性に乏しく依存的
・黙って自分の中に閉じこもる
・ひねくれ、反抗、自嘲、かんしゃく、自責
どれも良い面と悪い面があります。
たとえば優しいお母さんも時としてうるさい、おせっかいな時もありますよね。
頑固おやじやワンマン社長もその決断力と親父的叱責に鼓舞されるときもあるかと思います。
一面だけを見ないで、
必ず両面を見て判断するようにしましょうね。
次回は、
不足している面を伸ばすにはどうしたらよいかを
書いてみようと思います。
【心の中の3人家族】
その2

コミュニケーション上手になって、倖せになろうの二回目です。
皆さんの心の中には、
親的な部分 ⇒ 批判的な親、養護的な親、
大人の部分 ⇒ アダルト
子どもの部分 ⇒ 自由な子ども、適応した子ども
という部分があることはご理解いただけたかと思います。
今回は、各々の特徴を述べます。
あなたに当てはまる部分があるかどうか、
どの家族の比率(当てはまる項目)が多いかを
自問して、数えてみましょう。
「特徴」
批判的な親(CP)
言葉遣い
・~~すべきである
・~~する義務がある
・~~してはいけない
・当然でしょう
・だめねぇ
動作・態度
・拳で机をたたく
・ひとを鼻であしらう
・相手の言葉をさえぎり、自分の言葉をはさむ
・押しつけがましい言葉ではなす
・頑固
対人関係
・相手を無視したような態度
・相手のミスを指摘
・意見の異なるひとを排除する
・特別扱いを要求する
両親からの影響
・指示的な言葉遣い
・几帳面さ
・頑固さ
養護的な親(NP)
言葉遣い
・してあげよう
・よく出来たね
・あなたの気持ちわかる
・任せておきなさい
・頑張りましょう
動作・態度
・手を差しのべる
・気配りが行き届く
・握手でむかえる
・おせっかい
対人関係
・相手の話に耳を傾ける
・相手の世話を焼く
・相手をつぶさないように忠告する
両親からの影響
・頼まれたら断らない(断れない)
・思いやる気持ちがある
・冷たい態度をとれない
大人の部分(A)
言葉遣い
・誰が?
・なぜ?
・どうやって?
・~~と思う
・私の考えでは~~
動作・態度
・論理的
・能率的
・計算されている
・毅然とした態度
・冷たい、クール
対人関係
・対等に話しあう
・冷静に話をする
・相互の情報の収集
・考えをまとめることができる
・ロボットみたい
両親からの影響
・理性的
・思慮深い
・感情的な接し方をしない
自由な子ども(FC)
言葉遣い
・ワアー、キャアー
・好きだ、嫌いだ
・お願い
・~~をしたい、~~がほしい
・うれしい!
動作・態度
・自由な感情表現
・よく笑う、ふざける
・ユーモアがある
・時に空想的、自分勝手、自己中
・自発的、活発
対人関係
・素直に甘える
・一緒に遊ぶ
・屈託のない態度
・相手に遠慮せずものを頼む
両親からの影響
・無邪気
・にぎやか
・わがまま
・明るさ
適応した子ども(AC)
言葉遣い
・してもいいでしょう?
・もういいんです
・だめなんです
・どうせ、私なんか
・ちっともわかってくれない
動作・態度
・遠慮がち
・”いい子”
・気を遣う
・時に攻撃的、かんしゃく、反抗的になる
対人関係
・相手の顔色をうかがう
・相手に合わせる
・相手の同情を誘う
・甘えの変形を示す(すねる、ひがむ、いじける)
両親からの影響
・がまん
・顔色をうかがう
ちょっと長くなりました。
チェックしてみてください。
次回は、各々の長所と短所についてもうちょっと、
書きますね。
【心の中の3人家族】
その1

色々な人と円滑なコミュニケーションを取り合うためには、様々な考え方があります。
これから数回にわたって、きっとあなたが幸せになれるようなお話を書いていくことにしますね。
最初に、ご自身のことをもっと知りましょう。
あなたの心には3人の方がいます。
いわゆる家族と言っていいかな。
一人目はお父さんとお母さんの役割をしてくれる方。
二人目はあなたに的確なアドバイスをくれる方。
三人目は子供の心を持った方。
あなたのご両親はどんな方ですか?
ちょっと批判的で、ガンコで、でも世渡りのしかたや社会での生きかたの見本を見せてくれるような方でしょうか?
また、優しくて思いやりがあって困ったときに手を差し伸べてくれるような、反面ちょっとお節介で、時として煩わしくも思えてしまうようなかたでしょうか。
親的な部分には批判的な部分と、養育的部分がありそうです。
的確なアドバイスをくれる方は、とても大人ですね。論理的で計画性があって、時としてクールで計算高く、ちょっと冷たいところもあるかもしれません。悪く言えば機械的かな。
お子様の部分はどうでしょう。天真爛漫で自由でわがままかもしれないけど、憎めないかわいさに満ちた自己中の自由な子供。でも、しっかりと顔色を見たり相手の様子を伺ったりもしますね。たまに自分の意思に反して自分に割り振られた役割の“良い子”を演じすぎて、我慢できずに癇癪を起こしてしまったり。
つまり、あなたの心(難しくいうと自我という)は三人の家族としてそれぞれ細分化できて、
親的部分
批判的親(CP:Critical Parent)
養育的親(NP:Nursely Parent)
大人の部分
大人:(A:Adult)
子供の部分
自由な子供(FC:Free Child)
適応した子供(AC:Adapted Child)
に分けられるよと思ってください。
そして、
この5つの部分の割合が人によって、
あるいは
時と場合によって違うのです。
とりあえず、なんか心って3つに分けられて、
5つくらいの役割分担ができるみたいだって、
思っていてください。
次回は、
それぞれの家族の割合があなたという人に
どう影響しているかを書いて見ますね
参考理論
E.バーン 「交流分析(TA:Transactional Analysis)」