思い起こせばいつも金がなかった。

いまもないけど(^^ )

 

理由は簡単。

使うからである。

 

なぜ使うとかというと、

欲しいものあると手に入れずにいられないからである。

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今からざっと25年前の話であります。

 

少し前に母を亡くし、本来母の病気療養のために父と買った家に、

僕は住んでいました。

父と僕ら夫婦と娘二人でした。

 

当時の僕は母の死に啓発されて、

人の病気を癒やすという信念から東洋医学の勉強のために、

四谷にある」鍼灸学校に通っていました。

 

学校の授業は午前中にあり、

鍼、灸、按摩・指圧・マッサージの3つの資格が取れる勉強をしていました。

 

学費は結構かかりますし、

3年間かよってようやく国家試験の受験資格を得ることが出来るのでした。

 

仕事らしい仕事はしていませんでしたから、

友人のつてでDVDの画像を作る仕事を紹介して貰い、

午後は早稲田の方まで通っていました。

 

そもそも医療を学ぶきっかけになったのは、

母の病気の折にお世話になったマッサージの先生でした。

先生の卓越した技にぼくが教えを請うと、

先生の師匠が新宿で毎週勉強会をやっているから、

直接教えて貰いなさい、と言うことでした。

 

週に1回 20時頃から23時頃まで西新宿のマンションの1室で、

大先生は、地球物理学からはじまり、人体の神秘から、宇宙の果てまで、

尽きることなくお話ししてくださいました。

 

どうせ学ぶなら、国家資格を取っておきなさいといわれ、

僕は鍼灸学校に通うことにしたのでした。

 

 

朝から学校へ行って古典と現代医学を学び、

昼からアルバイトでソフトを書き、

夜は大先生から学び、

先生に言われて自分でも自宅で小さな勉強会をしたりしていました。

 

当然、お金は足りません。

 

お中元、お歳暮の時期に、例によって運送会社に行きました。

ある年の暮れは、内勤も経験しました。

23時頃から5時まで、徹夜の深夜勤務は初めての体験でした。

家でささやかなクリスマスパーティーをして、

のこのこ出かけて行ったものです。

 

別の年は、

内勤より配送のほうが性に合っていると思い、

20年ぶりで、

大学生の頃散々やった自家用車持ち込みの配送もやりました。

↑ これは以前も書きましたね(笑)

しかし、

配送業界の20年はかなりの進化がありました。

手書きの伝票はすべてバーコート読みになりました。

入荷は午前と午後の2回だったのが、のべつトラックは来るし、

配達の方も、時間指定、期日指定などさまざなな制約があり、

非常に自由度がありません。

 

アルバイトののどかな配達時代はとっくに過ぎ去っていました。

忙しさのわりに収入の効率は以前ほどではありませんでした。

 

こんなこともありました。

午前中、鍼灸学校、

午後ソフト書きのアルバイトを早めに上がり、

配達のバイト。

 

荷物を車に積んで時間ギリギリまで配り、

荷物を残したまま家に戻って勉強会。

終わってすぐに再配達。

 

勉強会が終わったのが21時でした。

それから100件以上配らなければならず、

さすがにずいぶん遅くなりましたが、まだ終わりません。

 

23時を過ぎた頃、配送所の人がやってきて、

「今日はもう止めろ」と止められました。

 

今日でこそ、

宅配便が結構遅い時間に来ることは珍しくないですが、

20年以上前は、22時過ぎに「宅配便です」と配達が来ることは、

まず無かったと思います。

 

「仕事熱心なのはいいけど、時間を考えて、もうちょっと、要領よくやるように」

お叱りを受けました。

 

傍から見れば、

僕の仕事ぶりは、とんでもないグズで、

要領のわるい素人と思われたのでしょうね。

 

僕の実力からすれば、

100件は1時間そこそこで配れる件数だったのですが……

まあ、その時は最後までマヌケのまんまで通しました。

 

それが配送のアルバイトをする最後だったのは、幸いです。

 

 

キンケツ神はいまだに僕を苦しめていますが、

もはや宅配バイトをすることは無いと思います。

その後の業界はますますエスカレートしたサービスを求められるようになりましたからね。

 

 

ピンポ~ン、

ほら、宅配便が来ました。

 

「ご苦労様」

ぼくは配達の人に昔の僕を重ねてみます。

『きみもがんばってるよんだよなぁ』 って。

 

【カウンセリングマインド】その3
 
こころに悩みを持つ方は、
とても混乱しています。
 

自分でもなにをいったら、
どんな言い方をしたら良いのか、
困っています。
 
うまく話してもらうコツが3つあります。
 
1.ゆっくりしゃべる
2.低い声でかたる
3.単文をつかう
 
これは話を聴くあなたのことです。
あなたがこの3つに従うと、
あいての方もそうなります。
 
 
1.ゆっくりしゃべる
人は興奮したり、あわてたり、動揺したり、怒ったり、泣き叫んだり、感情が高ぶっているとしゃべり方が早くなります。
逆に、
ゆっくり喋っていると、落ち着きます。
 
あなたがしっかりと落ち着いていると、
あいての方も落ち着いて話せるようになります。
 
 
2.低い声でかたる
ケンカしたり、大騒ぎしたりするときには、
声が高ぶります。
低い声というのは、あくまでも声のトーンをさします。
無理して低音の魅力を出せという意味ではありません。
落ち着きにも相通じるものがありますね。
 
 
3.単文をつかう 
易しいわかりやすい文章で話しましょう。
「わたしは〇〇です」「This is a pen」
のような文を単文と言います。

決して、係り結びとか、暗喩とか、

関係代名詞を紡いだような文章は喋らないようにしましょう。
「、」で区切らすに、適度に「。」で文章を切りましょう。
一文で1つの事柄を言うことも大事です。
 
 
以上、カウンセリング場面に限らず、
コミュニケーションを円滑にするための基本事項だと思って下さい。
 
 
3つのコツを逆に使えば、
話したくない相手や対話を進めたくない場合に
あいてとのやりとりを遮断することにも応用できます。
 
 
いろいろと試してみて下さいね。
 

【カウンセリングマインド】
その2
 
 
カウンセリングマインドというと、

専門家がカウンセリングを行うときの心構えのような印象がありますね。
 

しかし簡単に言うと、
「人と人とのコミュニケーションの心構え」

と思ってください。
 
 
どうすれば、

より良く言いたいことが伝わるか、


どうしたら、
人の話を上手に聞けるか、伝えられるか。
 
先回は、

マインドの定義を書いてみました。
 


意思の疎通について、補足します。
 

大事なことは、言葉だけじゃ無いよという点です。
 

表現とコミュニケーションの研究者の
UCLAのA.メイラビアンによると、

 

情報の伝わりやすさは、

言葉  7%

声の抑揚 38%

身体の動き 55%

 

といわれています。

 

つまり、会話で最も大きな効果を発揮するのは、


1.言葉以外の部分。
  特に目線、アイコンタクト、身振り、手振りなどの仕草。

いわゆるボディランゲージですね。

2。ついで影響力が大きいのは声の調子やしゃべり方。
  声の大小、トーン、速度。

感情が表れやすい部分ですね。

3.実際に話された言葉は3番目で影響力が最も小さい。
  それでも文章や語彙の易しさも大事です。

いわゆる意味になります。
 

つまり、

伝えるときも、

あいてが伝えたいことを理解するときも、

言語の意味以外の部分をしっかりと読み取ろう、

あるいは

言葉以外の要素で伝えようと言うことです。
 

 簡単そうで難しですが(笑)

 

 

友人でどこの国の人とでも、

10分もあれば仲良くなってしまう達人がいました。

 

彼が流暢に話せるのは日本語だけでした。

その日本語にしても、

「ひとつまあ、よろしく」

とか

「はいはい」「まあまあ」「お~っっと」程度の語彙でした。

 

でも、当初は難しい顔をしていた外人さんも、

ほんのちょっとで、

ニコニコと打ち解けて彼と肩をたたき合っているのを何回も見たものです。

彼は誠心誠意、優しく、真心のある人間でした。

 

世界の誰でも、

おそらくどこでも通用する、

彼の使用する言語を僕らは、

『ハート語』と敬意を込めて読んでいました。

 

残念ながら他の誰も習得することは出来ませんでした。

天性のものなのでしょうか……


次回は話したがらない相手に話させるにはどうすればよいかを、

考えてみますね。