明日朝のフライトだというのに、いまだ取材スケジュールがfixせず! オ~、どうなるんだろうか? さっきも、強烈なストレートを文字通り“懐”に食らったばかり。予定していた取材が飛び、キャンセル不可のホテル代が80ポンド無駄に消えた……。代わりに、朝イチ/最終便の組み合わせで、ロンドン-ゴーテンバーグの日帰り往復が決定。格安便を探すとこうなる。スウェーデンって、まだクローネだっけ?


 一昨年のリーマンショック以降、ポンドが下落してくれたのはありがたい。というか、250円していた時代、あれはいったいなんだったのか? ポンドの実力に対して明らかに高値。モーターウェイのSAで昼食代わりのコーラとフィッシュ&チップス。2人で4000円以上が飛んだ! ふざけるな、日本のMacだったら500円で済むぞ! と思ってはみたものの、ここはUKです、と言われればそれまで。どうも、すいません!


 そういえば、こんなこともあった。HertzのカウンターにCクラス予約でモンデオを借りにいったら、ブロンドのお姉サンが「今ならナビ付きがお安くなっているから」と親切にお勧めくださった。行くのはウェールズ方面で土地勘もないし、ここはいちばん文明の利器のご利益にあずかろうじゃないかと思い、首を縦に振ったら、本革内装のミディアムのワゴンが出てきた。。。ヤバイと思ったが、結局3日間で9万円が消えた。


 レンタカーのナビといえば、いまはポータブル型のメモリー型がお勧め。いちばん安いが、ZIPコードから目的地設定ができ、たしかストリートまでダイレクトに飛べると思った。センシングはGPSのみだが、精度や応答速度は十分。紙地図を読める人なら、併用すると抜群に便利。商品名はTomTom。今回もこれを借りることにした。たしか1日10ポンドぐらい。これはいいです。


 明日出るまでに、依頼された原稿2本ぐらいはやっつけておこう。朝飛び、夕着。その間に、スケジュールが動いていなければいいが……。朝令暮改、恐ろしや。

 


La Sarthe, my back pages-2010 K4GP 001




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 昨日は富士で、2010K4GP冬の9時間。夏の160台超から61台と半数以下。いつものトラフィックを見慣れた目には、車間があるというのはすごく新鮮。誰に聞いても「走りやすい」と好評。シマッタ~、出る事を考えておくんだった……。いやいや、相変わらず盛況、楽しいイベントです。


 それにしても、ここへ来ると仲間意識のようなものを自然と感じてしまう。これはスタッフ側もそうだし、エントラントの人たちも同じだ。ひとえにマッド杉山の人徳だな、これは。でなけりゃ、あの忙しい時期に、誰がNPOなんぞになるかい! って感じだ。


 クルマに興味のない人には、到底理解できないだろうが、クルマとは、走る楽しさを持つ機械、工業製品のことなんである。いちばんいい例がドライブだ。目的地に移動するだけなら、電車、バスの公共交通機関で済む。運んでもらうだけだから楽チン。コスト的にもそっちの方が安い。でも、そうじゃないだろ、ってのがクルマ好きの言い分だ。サーキット走行は、こうした走る楽しみのエッセンスを漉したもの、と思ってもらえば間違いない。究極という表現は大仰で嫌いだが、ま、そんなもんだ。


 K4GPは、こうした凝縮度の高い走る楽しみの場を作ろうとしたものにほかならない。そして昨日もまた、マッド杉山のこんな思いに遭遇した。あるエントラントがトラブルを起こし、「終わっちゃいました」と無念そうに計測機を返しにきた時だった。即座に「なにか他のクルマはないのか?」と切り返したマッド杉山。半年、あるいは1年待って、このイベントのために備えてきたんだろう。賞典外にはなるが、代車があるならそれで走ってきなよ、という思い。この男、涙が出そうになることを、平気で言うヤツだ。


 120号車、Fく~ん、表彰式で探したよ。6位入賞なんだから帰っちゃダメ。トロフィの授与写真、欠席した卒業アルバムみたいにして作っておこうか?


 マッドハウス・レディースチーム残念でした。長距離耐久にAT機構車の投入は、2年前から始めた実験的な試みだったけど、今回CVTクラッチが熱ストレスでダメに。2度目だった。トルコンを使う通常のステップ式ATも、油温上昇による制御不能は避けて通れない問題。今回は、ジャトコチームのいなかったことが残念。意見を聞いてみたかった。


 同チーム、仮装“イモトアヤコ”様、最初は誰か分かりませんでした。失礼しました。たかが眉毛メークですけど、分かんないもんですね。あなたの場合、もとがすごい美人なんで、“使用前”“使用後”の落差もワクワクして楽しめちゃいます。そして美人といえば、忘れちゃいけないミカコ&マミのふたり。ウ~ン、ほんとに残念……。練習走行時から手応えを感じていたみたいだし。ここはひとつ、夏に向けて体力upということで。 

 


 


 


 

 


La Sarthe, my back pages-benzトリオ  すごい時間になったが、いまRacing on 誌今号依頼分の校正を終えたばかり。便利な時代になった。PDFでやりとりを済ませられるんだから。2月1日発売号は、グループCカー・トヨタ編。皆さ~ん、またまたグループCカーですよ~。買って!


 フォルダをゴソゴソやっていたら、出てきたこの写真。ちょっと懐かしさがこみ上げる。最初にシューマッハに合ったのは、90年のSWCニュルブルクリンク戦。ザウバー・メルセデスC11の時代だ。J.マスが教育係となり、付きっきりでシューマッハの面倒を見ていた。勝ったのは、たしかシュレッサー/バルディ組だったような記憶もあるが、ホスピタリティでの挨拶で、少しハニカミながら話していたシューマッハの初々しさが印象的だった。


 H-H.フレンツェン。好きなF1ドライバーの1人だ。ひょんな経由で紹介され、当時属していた編集部から、企画担当として密着取材を行なったことがある。SL600で相模湖往復のドライブ。もちろん運転はハインツ。F1ドライバーの物の見え方がここまで違うか! と思い知るひと幕も。ザウバー・メルセデス、ジョーダンでF1に乗ったことはよく知られるとおり。ハインツも、ちょっと人見知りをする好青年だった。最後に会ったのは昨年のル・マン。GT1クラスのアストン・マーチン007号車をドライブ。顔を覚えていてくれた。これは嬉しかった。


 ヴェンドリンガーも含め、当時のメルゼテス・ジュニア・チームだが、今となってはこの顔ぶれはメチャクチャ凄い、凄すぎる。下世話な話だが、シューマッハの資産は、タイガー・ウッズの比ではないんじゃないかと。たぶん、ヤンキースのA.ロドリゲスよりも上だと思う。


 シューマッハの収入に比べれば、こちらはないに等しく、いまも食べていくのがやっとだが、彼らと接する機会があり、それを書くことが生活の糧となる今の職業にはすごく満足をしている。人との出会い、これは大きな財産だ。それだけに、さらに素養を膨らませねばならないが、知識欲が仕事の質に直結するのは、なんともうれしくやり甲斐がある。


La Sarthe, my back pages-K4GP-LOTUS  K4-GPの開催まであと4日。このままいけば、今年は天候の心配もなさそうだ。2年前、全国的に雪に見舞われたときは、正直あせった。しかし、剛の者はいた。雪が分かっているのに、道路状況も顧みず四国から来てしまう人。根っから好きなんですね。


 写真は昨夏のもの。この状態で、よく多重クラッシュが出ないもんだと、いつも感心する。でも、当てた、当てないで、絶対やりあっている人もいるハズ。もっとも、そこは大人ですから、とサラリと受け流す見上げたエントラントの方も。


 勝ち負けにこだわるより、まず走る楽しさを満喫すべし! 日本の場合、まだこうした敷居の低い参加型のイベントは数少ない。モータースポーツというと、どうしても高額な出費と思われがちだが、やり方ひとつで低く抑えることもできるのだ。


 こうした参加型のモータースポーツは、やはりイギリスがルーツ。○○パークのネーミングを持つサーキットは、ほとんどがサンデーレースを主体として生まれている。オウルトンパーク、マロリーパーク、etc。老いも若きも、日曜日にMGやスーパー7を乗り付けて、ひがな1日アマチュアレースに明け暮れる。肩肘張らず、みんなでレースを楽しむ。いいなぁ~、こういうの。


 そういえば、来週中盤からイギリス取材の予定なんだけど、スケジュールがまったく決まらない。その上、今年は雪の心配をしなくちゃいけない。ロンドン周辺は問題なさそうだが、少し北上したあたり、コベントリーぐらいになると危なそうだ。あ~、ユウウツ! 憂鬱といえば、今日えらい失敗に気付いてしまった。取り返しがつかないかも……。100%こっちが悪いんだけど、自分のバカさ加減がいやになった1日だ。

 


 


La Sarthe, my back pages-K4GP


気が付いたら、10日近くも更新を怠っていました。とにかく忙しかった……。本当は、ブログをブレイクタイムにするくらいの気持ちで書いていかないといけないんでしょうが、なかなか……。


年に2回、K4-GPという軽自動車だけ(一応)を使った燃費を競う走行会がある。コースは富士スピードウェイ。杉山某が主宰する、マッドハウスという怪しげなクラブが主催している。ちなみに、この杉山某とは20数年来の付き合いになる。ま、腐れ縁といったところだろうか。


このK4-GP、これが実におもしろい。1000㎞を決められた燃料で走破するのが競技の基本だが、参加車両のクラス分けが細分化し、まったくの市販無改造車から、専用に作られたRクラスまで多士済々。本業そっちのけで子紫電を作り、熱くなっている由良拓也さんもいる。ドライバーも、往年の顔ぶれが揃う。津々見友彦さん、桑原彰さん、高橋利昭さん……。


しかし、いちばんおもしろいのは、年に2回のこのイベントに魅入られて、あの手この手でクルマを作り、友人一同、家族一同で大挙押し寄せてくるエントラントの人たちだ。イベントも、家族向け(要は奥さんと子供)の休憩施設を別立てで用意。夏はスイカ割りやかき氷などの催しもある。レースはオヤジたちに勝手にやらせておき、私たちは……、というスタンスだ。これなら子供連れの家族でも飽きない。


スタートの様子を1コーナーから見ているとおもしろい。向かって右手のグランドスタンドはガラガラ閑古鳥。しかし、左手のピット、パドックはギュウギュウ詰めの満員御礼。1チーム10人として百数十チーム。見るんじゃなくて参加型。これがいい。


実は、次の日曜日が冬のK4-GP。今回から始める会報誌を原稿書きで手伝う。もちろんボランティア。オレはNPO。。。