日曜恒例の新型コロナ分析です
岸田さんは、ニューヨーク滞在中に、来月11日から、新型コロナの水際対策をさらに緩和し、「全国旅行割」や「イベント割」を始めることを表明しました
個人的には、施策自体を否定するものではありませんが、そのタイミングや得られる効果の根拠が極めて薄く、なんだか「なし崩し」的で好きではありません
現状、国民の意識もマスクと手の消毒をする程度で実質的にthruコロナですので、国は「感染を怖がらずに普通に行動してください!」と明言して欲しいなと思います
ということで、いつもどおり、新型コロナ感染判明者数推移(全国&首都圏を代表して東京)を確認します
FASTALERT 新型コロナウイルス日本国内の最新感染状況マップ より
数字は、着実に減ってきています
グラフの形状からして、第7波はほぼ終わりに近づいていると言えそうです
ただ、特に先週については、シルバーウィークの影響(検査数の減少)の可能性もあります
そこで、例によって、オリジナルの実効再生産数的グラフ(全国・首都圏)も確認してみます
やはり、1回目の3連休でガクッと下がり、2回目の3連休で更にもう1段下がりそうな状況です
定常状態で下がる分には良いのですが、連休が原因で下がるのは「見かけ」に過ぎず、これまでの例(7月の3連休や8月のお盆)では必ず揺り戻しています
そう考えますと、今週は揺り戻し必至な状態で、おそらく「1」はゆうに超えてくる(=感染者数は増えてくる)でしょう
あとは、それがどのくらい(程度・期間)になるか
個人的には、2週間くらいは増えて、その後はまた減少に転ずるんじゃないかと思っていますが、そのあたりは蓋を開けてみないと分からないですね
感染者が増加し始めればマスコミが「第8波の可能性」と煽りまくるでしょうし、岸田さんの緩和策、相変わらずタイミングが悪いな~と思います
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