日曜恒例の新型コロナ分析です
政府は、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の「全面解除」を視野に入れているようです
ちょっとリークしてみて、世間の反応を見ているのでしょうか
先週の段階で解除可否の判断をしなかったあたりからも、本気でその可能性を探っているように感じます
ということで、まずはステージ指標を確認してみます
先週よりもかなり白っぽくなっていて、ここにきて一気に状況が改善していることが分かります
ただ、最も改善が遅そうな「１０万人あたりの療養者数」で確認しますと、首都圏（東京・神奈川･埼玉・千葉）、愛知、関西圏（大阪・兵庫・京都）、福岡、沖縄が、まだちょっと怪しい感じです
もっとも、ここ１週間での数字の改善の勢いからすれば、今週～来週にはオレンジになってくるでしょう
これらの地域のコロナ感染判明者数推移を確認してみます
※サイトは復活していました
この中では、首都圏（東京・神奈川・埼玉・千葉）の感染判明者がしっかり減りきったように見えます
ちょっと遅れている感じなのが、関西圏（大阪・兵庫・京都）と沖縄あたり
ただ、まだ減りの勢いもありますので、今週あたりには追いついてくるのではないでしょうか
以上を総合的に考えますと、９月末の全面解除の可能性も十分にあるように思います。
本音を言えば、あと１～２週間くらい欲しいのかもしれませんが、その間に横ばいとかになってしまって、逆に解除のタイミングを失う可能性も考えられます。
全面解除になれば、それが首相を辞任する菅さんの花道にもなりますしね。
なお、このブログでは、まだガンガン増えていた８月８日の段階で、「９月末全面解除」と書いていました。
結果的に、その予想が当たったか、当たらずともかなり近い動きになりました。
まぁ、予想云々はおいておいても、この程度の統計的分析であれば素人の私でもできることですので、マスコミや専門家は不安を煽るだけでなく、しっかり見通しを示して欲しかったなと思います。
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ひので総合特許事務所（埼玉県・大宮）
代表 弁理士 赤塚正樹
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