先日、特許庁から4件の書類を受領しました。

 

弊所では、週1回決まった曜日にオンラインで受領処理をしているのですが、4件の受領はかなり多い方です。

 

送られてきた書類は、

 

 特許査定 2件

 拒絶理由通知 2件

 

でした。

 

 

特許査定のうち1件は、以前に拒絶理由通知を受け取っていたケースで、それに応答することで特許が認められました。

 

これは、諸般の事情を考慮しますと、ある意味で「当然」の結果です。

 

なので、正直、あまり感動はありません。

 

 

もう1件の特許査定は、いわゆる「一発特許査定」でした。

 

拒絶理由通知は1回も出ずに、そのまま特許が認められたことになります。

 

もちろん嬉しくない訳ではないのですが、逆に、もうちょっと欲張ることもできたかなと、少し反省したりします。

 

 

一方、拒絶理由通知が届いた2件。

 

拒絶理由通知ということは、このままでは特許にならないという認定がなされたのですが、実は、特許が認められる部分もあることが判明しました。

 

もともと特許が認められるか微妙と思っていて、お客さまから色々なことを聞き出して書類に書き込んでいたところ、その中に特許が認められる部分があったのです。

 

 

やったー\(^O^)/

 

 

ということで、特許が認められた特許査定の方はあまり嬉しいと感じず、特許が認められなかった拒絶理由通知の方が嬉しく感じたという、あべこべな話でした。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹

 

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