仕事上での失敗談です。

 

 

先日、あるお客さまの特許出願(2件)に対して、同時に拒絶理由通知(このままじゃ特許NGという最初の通知)が届きました。

 

この2件は非常に近い技術に関するもので、同時に依頼を頂いて、同時に特許出願をして、同時に審査請求をして、同じ審査官から、同時に拒絶理由通知が届きました。

 

非常に近い技術の案件を同時に処理していますと、途中で頭が混乱してくることがあります。

 

なので、その2件の拒絶理由通知を、少し時間を空けて1件ずつ読み込みました。

 

 

拒絶理由通知を読んでみますと、ちょっと違和感がありました。

 

審査官が指摘している事実(記載)はその通りなのですが、そこから特許NGの結論に導くところで、意味不明なことが書いてあります。

 

なぜか不思議と2件ともそうでした。

 

 審査官はこの技術を本当に理解しているのか?

 理解していないのであれば真っ向から反論できそうだな!

 

ということで、2件ともそのようなコメントを付して、お客さまに報告しました。

 

 

そうしたら、お客さまから連絡が入りました。

 

私のコメントと特許出願書類の記載が整合していないように見えるとのことでした。

 

 もしかして拒絶理由通知を入れ違えたか!

 

慌てて包袋ファイルにファイリングした拒絶理由通知を確認したところ、ちゃんと合っていました。

 

 

でも、拒絶理由通知を読んだときの違和感のこともあり、何か間違っているような気がしてなりません。

 

 まさか...!

 

はい、そのまさかでした。

 

最初に特許出願したときの書類を入れ違えてファイリングしてしまっていたのです。

 

 

少し時間を空けて(もう1件のことを頭から消して)検討したのが、逆に仇になってしまいました。

 

もちろん、お客さまにはお詫びをしつつ、再検討したコメントを送付しました。

 

大事には至りませんでしたが、怖いな~と思います。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹

 

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