弁理士という仕事をやっていると、よく言われます。

 

この製品を販売しようと思うんだけど、その前に他人の特許に抵触しないか、ちょっと調べてくれない?

特許権の侵害は歴とした違法行為ですし、それを調べるのは弁理士の業務範囲です。

 

新しい製品を販売する際の心構えとしても、それを問い合わせる先としても、正しい選択と言えます。

 


ただ、引っかかるのは、その"ちょっと"の部分です。

ちょちょいと簡単に調べられると思ってない?
もしかしてタダ(安価)でやって貰えると思ってない?


もちろん、こんなストレートな言い方はしませんが、それとなく聞き出してみますと、当たらずとも遠からずなんです。

 

 

私は、なるべく最初に言うようにしています。

 

侵害予防調査とそれに基づく侵害鑑定という作業になりますので、期間的には1~2ヶ月、費用はざっくり50~100万円くらいかかります。

 

たいがい驚かれます。

 

このブログを読まれた方(業界人を除く)も、おそらく驚いたのではないでしょうか?

 

逆に言うと、上記の私が受けた印象が「当たらずとも遠からず」ということです。

 

 

弁理士あるある①でした。

 

 

こういうことは沢山ありますので、続くかもしれません(笑)

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹

 

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