日曜恒例、新型コロナウイルスに関する分析です
早いもので、５／２６（月）に緊急事態宣言が全国的に解除されて、２週間以上が経過しました
その影響があれば、そろそろ出てくる頃です
さて、どうなっているでしょうか
新規感染者は、北海道・東京・神奈川・福岡に埼玉・千葉を加えた６都道県で殆どを占めていますので、６都道県の新規感染者推移を確認します
チャートで見る日本の感染状況 新型コロナウイルス より
福岡は、北九州で発生したクラスターが第二波のようになっていますが、落ち着く方向に進んでいるように見えます。
北海道・東京は、新規感染者がダラダラと出続けていますが、増えているという感じでありません。
神奈川は、少し落ち着いている感じで、埼玉・千葉は、若干「ぶり返し」が来ているようにも見えますが、それも限定的でしょう。
いずれにしても、緊急事態宣言が全国的に解除されたことで、感染が再拡大するような兆候はなさそうです
ただ、特に北海道・東京で新規感染者がダラダラと出続けていることで、医療崩壊が起きてはマズいです
そこで、全国の感染病対策病床の使用率を確認します
https://www.stopcovid19.jp/ より
北海道が約１６％になっていますが、その他は全て１０％以下となっています。
例えば、東京の新規感染者が全員２週間入院したとして、新規感染者が２５人／日で３５０床、仮に今の２倍クラスの５０人／日としても７００床ですから、全４８００床の１５％程度に過ぎません。
北海道でも、今の５～１０人／日であれば１５％程度、仮に今の２倍クラスになっても３０％程度で、これが最大値になります。
そう考えますと、いまのまま新規感染者がダラダラと出続けても、医療崩壊を起こす可能性は低いと思われます。
結局、以下のことが言えそうです
－ 新規感染者はダラダラと出続ける
－ 感染拡大の兆候は見られない
－ それにより医療崩壊を起こす可能性は低い
そうであれば、しばらくは今のままコロナと付き合っていく
ｗｉｔｈコロナの時代
ということでしょう
という結論になったところで、日曜恒例でシリーズ化していた新型コロナウイルスに関する分析は、いったん終了とさせて頂きます。
個人的な興味からチェックは続けると思いますので、また違った傾向が出てきたら取り上げるかもしれませんが．．．（笑）
ひとまず、ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
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