先週から始まった大学の授業。

当然ですが、インターネットによる非対面の授業で行います。

 


第1回は、大学からの要請もあり、オンデマンド(課題配信)授業としました。

学生は、私がシステムにアップした資料を読んで、そこに記載されたレポート課題を所定期間内に提出する形式です。

その期間は掲示板を開いて質問等を受け付け、また提出して貰ったレポートに対してコメントを返すことで、双方向性を担保します。


例年と違う形式のため、正直、かなり大変です。

その場で喋ることを前提に作ってある資料では、読んでも分からない部分が多いことから、資料を補強する必要があります。

レポートに対するコメント返しも、仮に30人に返すとすれば、1人3分で済ませても、それだけで1時間30分かかります。

大学までの往復移動がないことと相殺しても、負担は確実に増えています。


今週からは、WEB会議システムを使ったオンライン(遠隔)授業を行います。

WEB会議システムに入れない学生がいるかもしれませんし、サーバーにアクセスが集中して動きが重いかもしれません。

 

そもそも、WEB会議システムの使い方に慣れていないため、実際にやってみると様々なトラブルが生じる可能性もあります。

 

そんな中で、出席をどう取るか、小テストはどう実施するか、演習の発表はどうやるか、など、課題は山積です。

 

数回やれば、やり方も固まってくると思いますが...


 

学生にしてみれば、「手抜き」とまでは言えないにせよ、十分な授業を受けられないという印象を持つと思います。

 

お互いアンハッピー?

 

いや、そう思ったらやっていられないので、これを1つのチャンスだと思うしかありません。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹