既に出遅れ感満載の情報ですが...

今年度の弁理士試験は、このたびの緊急事態宣言を受けて、延期になりました。

 特許庁ウェブサイト:
 https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-enki.html

新型コロナウイルスの影響が、こんなところにまで出ています。


ちなみに、弁理士試験としては、

 一次試験:短答式筆記試験(マークシート)
 二次試験:論文式筆記試験(記述)
 三次試験:口述試験(面接)

の3種の試験(二次試験はさらに必須科目と選択科目の2種がある)が行われます。

今年度は、

 一次試験:5月17日
 二次試験:6月28日(必須)&7月19日(選択)
 三次試験:10月17~19日

に行われ、最終合格発表は11月5日の予定でした。


これらが9月以降に延期されるようですので、単純計算で、合格発表は3月以降になってしまいます。

各試験の間隔を短縮する可能性もありますが、私が数年前に試験委員をやった経験からすると、今でもいっぱいいっぱいのスケジュールで処理していますので、所詮は「焼け石に水」くらいしか短縮できないと思います。

そして、次年度の弁理士試験のことを考慮しますと、これが延期できるギリギリラインと思われますので、9月の実施が難しいようであれば「中止」の判断もあるように思います(←個人的意見です)。

 

 

受験生の方々は、今年の試験はどうなっちゃうんだ~と気が気でないと思います。

 

でも、ここで焦っても良いことはありません。

 

こういうときは、淡々と繰り返し復習を続けて知識や論文スキルを維持しつつ、来るべきときが来るまで耐えるしかありません。

 

 

この混乱が一日も早く終息しますように。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹