昨日、仕事で嬉しい報告が届きました。
審査では特許NGの結論だったケースについて、審判(上級審)で争っていたのですが、このたび特許OKとなりました。
経緯の詳細は、こんな感じです。
拒絶理由通知(審査官による最初の特許NGの認定)
↓
意見書の提出(真っ向から反論)
↓
拒絶査定(審査官による特許NGの結論)
↓
拒絶査定不服審判の請求(真っ向から反論)
※軽微な明細書の誤記を訂正
↓
前置報告書(再度審査官が審査して特許NGの結論を維持)
↓
特許審決(審判官が審理して特許OKの結論)
私は、拒絶理由通知の段階から、審査官が特許NGと認定した理由に納得できなかったことから、お客さまに反論することを提案しました。
お客さまに同意をして頂いて真っ向から反論するも、審査官は、結局、2度にわたって特許NGの認定を維持しました(拒絶査定&前置報告書)。
「それはおかしいでしょ」と思いつつも、「でもダメなのか~」という気持ちも入り交じった状態でしたが、上級審の審判では、ストレートに特許OKの結論が出されました(特許審決)。
特許審決に記載されていた特許OKの理由は、とっても妥当なものに見えます。
私からすれば、当然の結論です。
ずいぶんと回り道をしましたが、この結論には、お客さまにも喜んで頂けると思います。
にほんブログ村ランキングに参加しています
よろしければワンクリックをお願いします
↑OUTランキング↑ ↑INランキング↑