今、ちょっと気合いの入った仕事をしています。

ある案件の審査で、拒絶理由通知(要するに「ダメだし」)が出ているのですが、お客さまは「ダメだし」の理由に納得していません。

なので、「ダメだし」に反論する意見書を書いています。


正直、かなり厳しい状況です。

私の個人的見解としては、お客さまと同じく納得できないのですが、特許庁の審査的には(少なくとも一見すると)ルールに則っているとも思えます。

そこをどう切り崩すか、です。


あたりまえですが、意見書では、法律や事実に基づいて論理的に反論しなければいけません。

 反論ポイントはどこか...

 反論の具体的根拠はなにか...

 審査官から再反論の余地はあるか...

頭をフル回転させて考え、それを論理的に整理して、1つの文章に仕上げていきます。


いま、ようやく意見書の全体構成が定まってきた段階です。

ここまで書いてみた感触としては、反論が通る(「ダメ出し」が覆る)ような気がしてきました。

 

あと少しで完成ですが、俄然やる気が出てきます。

 

 

実は、こういうケースの意見書は、通常の意見書の何倍も時間がかかります。

 

時間単価でいうと、とても割りの悪い仕事です。

 

でも、これで私自身の経験値がグッと上がりますので、将来への投資と考えています。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹