特許事務所の仕事って、スパンが長いです。


例えば、日本で特許取得するためには、

 (1)特許出願
  ↓3年以内
 (2)審査請求
  ↓1年~1年半くらい
 (3)拒絶理由通知対応
  ↓半年~2年くらい
 (4)特許権の設定登録

の順に手続きをしますので、普通に手続きすると5~6年とかかかります。


外国で特許取得するための手続きは、

 (1)日本特許出願
  ↓1年以内
 (2)PCT出願
  ↓(1)から2年半以内
 (3)出願国へ移行
  ↓1年~5年くらい(国によって大きく異なる)
 (4)拒絶理由通知対応
  ↓1年~3年くらい(国によって大きく異なる)
 (5)特許権の設定登録

の流れですので、国によっては10年近くかかることもあります。


商標登録の手続きに関しては、特許取得よりはスパンは短いですが、それでも1~2年くらいかかります。


上記のようなタイミングで必要な手続きをすることになりますので、特許事務所の仕事は、これらがゴチャゴチャになって入ってきます。

なので、今回の新型コロナウイルス関連の自粛ムードがあっても、仕事が一気に減ることはありません。

 

少なくとも見た目の影響は受けにくい業界と言えます。



ただ、当然ですが、新規のご依頼は減ります。

新規のご依頼が減れば、上記のような1年後、2年後、3年後...10年後の手続きがなくなりますので、その影響が後々までジャブのように効いてきます。

 

もう誰も騒がなくなったころ、相変わらずこの影響で苦労している可能性があります。

 

 

こういう業界もあるんだと理解して頂けたら幸いです。

 

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹