重度知的障害のある息子の話です。

 

例えば、私と息子が一緒に外出先から帰ってきて、妻が準備していたご飯を食べるというタイミング。

息子は「ご飯食べる」と言います。


でも、息子は外出先から帰ってきた状態のまま、固まっています。

 

バックは持ったままだし、コートは着たままだし、手も洗わずボーッと立ったままです。

当然ですが、そんな状態でご飯を食べることはできません。


「後で食べる?」と聞くと、息子は「ご飯食べる」と言います。

「早く着替えてご飯を食べよう」と言うと、息子は「着替える」と言います。

でも、なにも動きません。


それじゃ埒が明かないので、息子のことを放ってご飯を食べようとすると、息子は少し不安定になって「ご飯食べる」「ご飯食べる」と何度も繰り返します。

もちろん、バックは持ったまま、コートは着たまま、手も洗わずボーッと立ったままです。

このあたりで私たちは「怒りマックス」になり、実際に怒ってしまうこともありますが、怒ったところで何も変わりません(というか逆に不安定になって時間がかかったりします)。


1つ1つの行動は、息子にとって難しいことではありません。

そのタイミングで何を行動すべきかも、どうも頭では分かっている様子なのです。

でも、なぜか行動することができないのです。
 

 

端から見ると、怠けているようにしかみえません。

 

おそらく怠けている訳でなく、思考(脳)と行動(身体)が分離している感じです。

 

でも、そんな息子のことを、私たち親が理解してあげられないのが辛いです。


 

にほんブログ村ランキングに参加しています音符

よろしければワンクリックをお願いしますラブラブ

 

    にほんブログ村 士業ブログ 弁理士へ          にほんブログ村 士業ブログ 弁理士へ

↑OUTランキング↑ ↑INランキング↑

 

ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹