先日、とある特許出願の審査結果が届きました。

かなり近い技術が記載された文献が引かれて、拒絶されていました。

正直ぐうの音も出ない状況で、逃げ道もないように見えました。


残念ながら、本件の特許化は諦めざるを得ないと思います。


そんなコメントを書いた報告書を送った翌日、お客さまから携帯電話に連絡が入りました。

どうにかなりませんか?特許権が取れないと困るのです!

詳細は書けませんが、確かに、現状では特許権を取得することが至上命題だったのです。

私は出先から携帯電話で話をしていましたので、詳しいディスカッションをすることができず、「もう一度検討して連絡いたします」とだけ申し上げて切りました。


そうは言っても、あの文献があったら特許権の取得は不可能だよな~


そう思いながら、いちおう再検討した結果として「やっぱり無理です」と答える(代わりに別の特許出願を提案する)つもりでした。

ところが、審査結果の内容と文献をもう一度読み直したところ、一瞬光が見えました。

おや、ここの審査官の判断、間違っているんじゃない?

よし!拒絶理由を解消する方針が見えた!!


早速お客さまに報告して、その方針で対応することになりました。


こんなこともあるんだな~と思います。

 

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ひので総合特許事務所(埼玉県・大宮)
代表 弁理士 赤塚正樹