先日、大宮駅から京浜東北線で東京方面に向かっていたときの話です。
大宮駅から40~50分ほどかかる駅まで行く予定でしたので、確実に座るため、わざわざ早めに事務所を出て、かつ大宮駅で1本飛ばして次の電車に乗りました。
なので、私は、ドアそばの角席に座っていました。
大宮駅を出発して2つ目くらいの駅だったでしょうか。
駅員さんに連れられて、白い杖を持った目の不自由な方が乗ってきて、私の席の横に立ちました。
「乗車終了。○○駅までご案内です。」という放送が聞こえました。
えっ。そんなに遠くまで行くの。
その駅は、私が降りる駅よりも先です。1時間くらいかかるでしょうか。
一瞬にして、私は席を譲ることを考えざるを得ない状況におかれました。
わざわざ早めに事務所を出て、大宮駅で1本待ってまでして、座ったのに...
たまたま座れた他の人が譲るべきじゃない...
でも、どう考えても私の席がベストポジションだよな...
席を譲るか。いや、このまま無視するか。
かなり悩みました。
時間にして15秒くらい(笑)
私は、その方に「座りますか?」と声をかけました。
その方はニコッと笑顔になって、「はい、ありがとうございます」とおっしゃいました。
私は席を立って、その方を席まで軽く誘導しました。
その瞬間にフッと緊張がとけて、なんとも言えない心地いい気持ちになりました。
周りにも、どことなく安堵感が漂った気がします。
うん、これでよかったんだな。
そんなことがあったという話でした。
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