そこでは、相談料をきっちり取るべきという趣旨のコメントが結構ありました。
確かに、相手は個別事情に応じてカスタマイズされた情報を得ている訳ですし、仕事をご依頼頂いた場合に相談料を無料にすれば、情報だけ持ち逃げされる可能性も低くなります。
それはそれで1つのやり方だと思います。
ただ、そもそも、昨日の記事では、仕事をご依頼を頂けなかった(相談料を取れなかった)ことを問題視している訳ではありませんでした。
もしかしたら行間からそう読めてしまったのかもしれませんが、本意としては、文字どおり「J-PlatPatで調べてその事実を知ってしまったこと」を後悔しているだけです。
そこはお間違えのなきよう。
そこはお間違えのなきよう。
なお、弊所では、少なくとも一見さんに対しては相談料を頂かない方針ですし、これからもそうするつもりです。
それには私なりの理由があります。
1つは、とにかく特許事務所(弁理士)へ相談するハードルを下げたいから。
この業界、一般の方がネット等で得られる情報が極めて少なく、また個別事情に左右されやすいという性質があり、ご自身では殆ど判断できないのが通常です。相談に来られる方は、何をどうしたらいいか、そもそも何ができるのかすら、サッパリ分からない状態であることが殆どです。
そこをクリアにするのが初回の相談になります。それでようやく検討の土俵に上がることができるレベルになります。
そんな相談に相談料を取ってしまったら、誰も相談に来ないように思います。
いや、もちろん切羽詰まった方は来られるでしょうが、そうでない方にもニーズはある(ことが多い)のですから、相談料など気にしないで気軽に相談に来て頂きたいという気持ちが強いのです。
いや、もちろん切羽詰まった方は来られるでしょうが、そうでない方にもニーズはある(ことが多い)のですから、相談料など気にしないで気軽に相談に来て頂きたいという気持ちが強いのです。
そして、もう1つ。こちらの理由の方が大きいのですが...相談内容(提供した情報やアドバイス)に責任を持ちたくないから。
誤解しないで頂きたいのですが、無料相談だからといって無責任に対応しているつもりはありません。ただ、相談という限られた時間及び情報の中で提供したアドバイスが必ずしも適切だとは言えません。
実際に、仕事として正式にご依頼頂いたとき、細かい情報をお客さまからヒアリングしつつ再度検討することになりますが、その時点で「え~そんな事情があるなら方針を変更しなきゃ」と思うことも結構あります。
相談料を取ってしまったら、結果として仕事をご依頼頂けなかった相手に対しても、その相談内容に対して責任が発生すると考えています。
私としては、それは避けたいのです。
実は、既存のお客さまからの相談(仕事の依頼を前提としないもの)に対しては、相談料を頂戴することがあります。
それは、既存のお客さまであれば、私は相談内容に対する責任を持つことを厭わないからです。
そういうものだと思っています。

