何度となく話題にしていますが、特許庁への手続きは、基本的にオンラインで行うことができます。

ファイル形式(言語)は決められており、大雑把に言うと、特許・実用新案の手続きはXML、意匠・商標の手続きはSGMLにします。

実際には、文書自身はワードファイルで作成し、あとはインターネット出願ソフトが勝手にやってくれますので、特にファイル形式に詳しくなくても対応できます。


ここで、ワードファイルで文書を作成する際、書誌事項や説明部分はテキストですが、図面・化学式・表・数式などはイメージで挿入します。

そのイメージの形式も全て決まっています。


<特許・実用新案の場合>

○白黒
形式: GIF、BMP
解像度: 200,300,400dpi(サイズにより自動で変動)
最大サイズ: 2677×4015ドット

○グレースケール
形式: JPEG
解像度: 200,300,400dpi(サイズにより自動で変動)
最大サイズ: 2677×4015ドット

※カラーは利用不可

<意匠・商標の場合>

白黒
形式: GIF、BMP
解像度: 400dpi(固定)
最大サイズ: 1181×889ドット(意匠)、1181×1181ドット(商標)

カラー(グレースケールを含む)
形式: JPEG
解像度: 200dpi(固定)
最大サイズ: 2362×1779ドット(意匠)、2362×2362ドット(商標)


結局、弊所では、以下の4つを使い分けています(スキャナの設定もそうなっています)。

(1)BMP 白黒 400dpi (通常のイメージ)
(2)BMP 白黒 300dpi (A4で1ページ丸々のイメージ)
(3)JPEG グレー 400dpi (特実でグレーのイメージ)
(4)JPEG カラー 200dpi (意商でカラーのイメージ)

今でこそある程度は慣れてきましたが、開業当初は最も苦労したところです。


とにかく形式的なところをガッチガチに決めるのが日本の文化なのでしょうけど、それにしてももうちょっと融通が効くようにならないものでしょうかね。


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