ご存じの方も多いと思いますが、私が色々な面でお手本としているY弁理士が、「弁理士独立開業マニュアル」というブログ記事をシリーズで書かれています。
ご自身の経験談も盛り込みつつ、様々な視点から客観的に纏められています。
本でも出版したらいいのにと思いますが、ご本人には全くその気はないようです。
そんな「弁理士独立開業マニュアル」の第13話(?)が、昨日アップされました。
----------(ちょっと引用)----------
「先人の知恵を借りつつも、先人とは、少しだけベクトルをずらしてみる」ということです。
...(中略)...
結局は、先人と同じことをしていてはダメなので、先人を見習いつつ、それをベースに、自分なりのアレンジを加えてみる、といった具合です。
そういう意識を常に持っていれば、結果的に先人との差別化が図れるようになり、新規顧客の獲得に繋がっていくものと感じております。
----------(引用おしまい)----------
全くもって同感...ちょっとホッとしました。
成功している先人から学ぶことは多いのですが、単にその先人の真似をしているだけでは結果はでない(でにくい)。
成功している先人から学ぶことは多いのですが、単にその先人の真似をしているだけでは結果はでない(でにくい)。
先人が行動して既に結果を出してきた部分ですから、それを超えた形にしなければいけません。超える方向は縦軸(数量)でも横軸(種類)でもいい。
もう少し言うと、(もしかしたらY弁理士の意図から外れるかもしれませんが)最初は先人の真似でもいいんだと思います。
でも、そうは言っても完全に同じ行動にはなりませんし、置かれた状況が先人とは全く違います。当然ですが、結果も違ってきます。
そのときにどう考えるかです。
あくまでも私の場合ですが...
「先人と違う部分があるから先人と違う結果が出たんだ」と考え、その結果から逆算した「先人と違う部分」に軸足を置くことにしました。
それが結果として「先人とは少しだけベクトルをずらしてみる」状態になり、それが結果として「先人との差別化」になり、それが結果として「新規顧客の獲得に繋がっていく」んだと思っています。
もちろん、最初に先人の行動や自らのSWOTを分析して、どうベクトルをずらすか、きっちり戦略を練ってもいいのでしょう。
でも、まずはやってみるのもいいと思います。
そこから分かることも多いかと。
でも、まずはやってみるのもいいと思います。
そこから分かることも多いかと。
以上、勝手に「弁理士独立開業マニュアル(補)」でした。