ご存じの方も多いと思いますが、私が色々な面でお手本としているY弁理士が、「弁理士独立開業マニュアル」というブログ記事をシリーズで書かれています。

ご自身の経験談も盛り込みつつ、様々な視点から客観的に纏められています。

本でも出版したらいいのにと思いますが、ご本人には全くその気はないようです。


そんな「弁理士独立開業マニュアル」の第13話(?)が、昨日アップされました。

 弁理士独立開業マニュアル(13)「顧客開拓2」
 http://ameblo.jp/sight-pat/entry-12127183030.html

----------(ちょっと引用)----------

「先人の知恵を借りつつも、先人とは、少しだけベクトルをずらしてみる」ということです。

...(中略)...

結局は、先人と同じことをしていてはダメなので、先人を見習いつつ、それをベースに、自分なりのアレンジを加えてみる、といった具合です。

そういう意識を常に持っていれば、結果的に先人との差別化が図れるようになり、新規顧客の獲得に繋がっていくものと感じております。

----------(引用おしまい)----------


全くもって同感...ちょっとホッとしました。

成功している先人から学ぶことは多いのですが、単にその先人の真似をしているだけでは結果はでない(でにくい)。

先人が行動して既に結果を出してきた部分ですから、それを超えた形にしなければいけません。超える方向は縦軸(数量)でも横軸(種類)でもいい。


もう少し言うと、(もしかしたらY弁理士の意図から外れるかもしれませんが)最初は先人の真似でもいいんだと思います。

でも、そうは言っても完全に同じ行動にはなりませんし、置かれた状況が先人とは全く違います。当然ですが、結果も違ってきます。

そのときにどう考えるかです。


あくまでも私の場合ですが...

「先人と違う部分があるから先人と違う結果が出たんだ」と考え、その結果から逆算した「先人と違う部分」に軸足を置くことにしました。

それが結果として「先人とは少しだけベクトルをずらしてみる」状態になり、それが結果として「先人との差別化」になり、それが結果として「新規顧客の獲得に繋がっていく」んだと思っています。


もちろん、最初に先人の行動や自らのSWOTを分析して、どうベクトルをずらすか、きっちり戦略を練ってもいいのでしょう。

でも、まずはやってみるのもいいと思います。

そこから分かることも多いかと。


以上、勝手に「弁理士独立開業マニュアル(補)」でした。


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