これまで、商標登録の対象となる商標(マーク)としては、文字・図形・記号・立体的形状・色(他の要素との組合せた場合のみ)しか認められていませんでした。
ところが、今年の4月から商標法の規定が変わり、新しいタイプの商標登録が認められるようになりました。
具体的には、音・動き・位置・ホログラム・色(単独)も商標として登録が認められることになりました。
4月から申請受付が始まり特許庁で審査がされていたのですが、このたび登録が認められた商標及び数が公表されました。
幾つかピックアップしてみますと...
<音>
ブルーレットおくだけ (小林製薬)
ビオレ (花王)
ファイトーイッパーツ (大正製薬)
カラリオ~ (エプソン)
ふじっ子ーのおまーめさん (フジッコ)
だいいちせいめい (第一生命)
<動き>
ワコールのロゴマーク(ふわっと拡がる)
東宝映画の最初に出る映像
<位置>
エドウィンの赤いタグ(ポケット左側)
何のことかイメージできますよね。逆に言うと、そのくらい認知されていないと、登録は難しいということになります。
ちなみに、私的には、三洋物産のこれ↓がヒットです。
パチンコの画面にでる「動き」の商標です。これ(魚群予告)が出ると、大当たりの可能性がかなり高く、激アツです。
でも、これが登録されたということは、この魚群予告は、SANYOの機種でしか使うことができないことになります。