弊所のお客さま(2社)が、いわゆる「外国出願補助金」の申請をしていたのですが、無事に2社とも採択されました

おめでとうございます


外国出願補助金は、中小企業の戦略的な外国出願を促進するため、外国への事業展開を計画している中小企業に対し、外国出願する費用の一部を助成するものです。

外国出願するための費用には、外国特許庁に支払う費用の他、現地代理人費用や国内代理人(要するに弊所)費用、さらには翻訳代も含めることができます。

補助率は1/2で、補助金の上限額は150万円(特許の場合)です。



外国出願の費用って、かなり高額になります。ざっくり50~100万円/国くらいかかります。

翻訳代だって、英語だけで20~50万円くらいになりますし、中国語や韓国語への翻訳も必要となると、さらに上乗せされてきます。

出願国は、特許の場合ですと、米・欧・中・韓の4ヶ国はデフォルトに近く、最近はさらに東南アジアの国(タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムなど)を含めることも多いので、総額で軽く数百万クラスになります。


特に中小企業にとっては、かなりズッシリくる金額ですので、この補助金はとっても有効です。

実は、この補助金は年に1回しか募集をしていなかったり(しかも応募期間は数週間程度)、採択されてから完了報告までの期間が3~4ヶ月程度と短く、かなり使いにくい側面があります。

しかし、補助金の金額を考えたら、無理やりにでもタイミングを合わせて利用するだけの価値はあります。


ちなみに、弊所では、この補助金申請を希望されるお客さまに対しては、それに必要なサポートをさせて頂いていますが、そのサポートに係る費用は一切頂きません。

補助金申請サポートを生業としている訳ではありませんので

それより、特に最初は「補助金ありき」でもいいので、外国出願をやってみようと思う中小企業が増えることを願っています


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