我々弁理士は、お客さまからご依頼頂いた仕事を実行します。
当然に、お客さまのご希望・ご要望に沿った結果が得られるように仕事を進めます。
そして、その仕事の対価として報酬を頂戴します。
なので、ご依頼頂く仕事が多ければ多いほど、またその仕事が長引けば長引くほど、報酬も多くなります。
たとえ、お客さまのご希望・ご要望に沿った結果が得られなくても...
難しいのは、お客さまはやる気満々なのですが、そのご希望・ご要望に沿った結果が得られないことがほぼ分かってしまう場合です。
もちろん100%の事は言えませんから、可能性はゼロではありません。でも、ほぼゼロと分かることも実際には多いです。
そんなときに、諦めることを勧めるか。
「ダメ元でやりましょう」と言って受任してしまえば、確実に報酬が得られます。
逆に、「諦める」ことになれば、基本的には報酬は得られません(ケースによっては相談料を頂戴することもありますが)。
お客さまがやりたがっているのですから結果のことは考えずに受任しちゃうか、やはり諦めることを勧めるか...心の中で葛藤がないと言えば、ウソになります。
最近、諦めることを勧めたケースが頻発しています。
何度も何度も打合せをして、お客さまを(諦めるように)説得したケースもあります。
もちろん、それがお客さまにとってベストな選択だったと信じています。
ただ、経営者として、これでいいのか?
難しい問題です。

