どの業界でもそうだと思いますが、新規の顧客を獲得するのは至難の業ではありません。

それに対して、お客さまにリピートして頂く方が、営業的には効率がいいです。

特許事務所では、どんなリピートのパターンがあるかというと...


◆パターン1:1つの案件で複数の手続き

 ・特許出願→審査請求→中間処理→設定登録→年金納付
 ・商標登録出願→中間処理→設定登録→更新

◆パターン2:関連する新規の案件

 ・発明Aで特許出願→改良発明Bで特許出願
 ・ネーミングを商標登録出願→ロゴマークを商標登録出願
 ・商品Mで商標登録出願→商品Nを商標登録出願

◆パターン3:口コミによる新規の案件

 ・お客さまによる他社への紹介
 ・紹介者による再度の紹介


パターン1は、ほぼ確実にリピートされます。パターン2も、先の手続きで失敗していなければ、かなりの確率でリピートされます。事情を分かっている弁理士に頼んだ方が、話が早いですからね。

パターン3は、先の手続きで「弁理士に依頼(紹介)して良かった~」と思って頂いていれば、何らかのニーズがありそうな相手に対して、体験談とともに「紹介するから一度相談してみれば?」という流れになります。

なお、パターン3は、正確に言うと「新規」のお客さまを獲得したことになります。でも、先の案件がなければ獲得できなかったであろう案件ですので、広義にはリピートと考えられます。


これらが回り始めると、特段の営業をしなくても仕事が入ってくるようになります。逆に言うと、お客さまにリピートをして頂くことが、事務所経営を安定させる近道だと思います。

では、リピートして頂くためにはどうしたらいいか...ここでポイントになるのが、先の仕事の評価です。ここで「無難+アルファ」の仕事をしていれば、お客さまは次も依頼しようと思ってくれます。

要するに、1つ1つの仕事をしっかりやることが、一番の営業ということですね。


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