昨日は、埼玉中小企業家同友会の例会で、Jリーグチェアマンの村井氏をお迎えした講演会を開催しました。
会員だけでなく、多数のゲスト・オブザーバーや現役サッカー部の高校生にも参加して頂き、なんと総勢180名を超える大盛況な例会となりました。
弊所は、大宮駅から大宮アルディージャ(今年はJ2)のスタジアムに行く道の途中にあることもあって、試合のある日はあちこちで大きな旗が立ったり、オレンジの服を着たファンでいっぱいになります。
私も、聞かれれば「アルディージャファン」と答えます(そう言わなければいけない雰囲気もあります)が、正直、私はサッカーにはあまり興味がありません。
そんな私にとっても、村井氏のお話は、とても興味深かったです。
私なりの気づきは色々なあったのですが、特に印象深かったのは、一流の選手になるには「人間力」が重要という話。
止める、蹴る、奪う、運ぶといったサッカーの基本技術は、Jリーグに入ってくるような選手であれば、ある一定レベル以上のものを既に持っている。
でも、サッカーは技術だけでは勝てないし、技術だけの選手は活躍できない。創造力、観察力、判断力も必要だし、あと、とても重要なのがコミュニケーション力とのこと。
これは、弁理士の業務にも大いに通ずるところがあります。
法律の知識は、弁理士であれば既に持っています(そのはずです)。でも、それだけでは活躍できません。質の高いサービスを提供するには、様々な経験に基づいた判断力も必要ですし、お客さまとのコミュニケーションをしっかり取ることも重要です。
やっぱり「人間力」ですね。