昨日は、日本弁理士会関東支部の研修に出席しました。
というか、企画者側の人間でした。
お題は...中小企業の知財戦略~大企業と中小企業の知財活動の共通点・相違点~
講師は、「中小企業」&「知財」と言えば、業界人であれば真っ先に頭に浮かぶ(?)であろうS弁理士。私が目標とする弁理士の一人です。
おっと、同じイニシャルですが、S弁護士・弁理士ではありません。
そこでの気づき。
-大企業は人・モノ・金が潤沢にあるのに対し、中小企業は人・モノ・金の何かが欠けている(一般的な傾向として)。
-そういった経営資源を認識して、それでもなお経営成果に直結する最適な知財戦略を企画立案する必要がある。
-決して欠けている物を補充する戦略ではなく、欠けている状態でも実行できる戦略を考える。
うんうん。正しくそう。
何となく分かっていたようで、ちゃんとは分かっていなかった(少なくとも体系的には認識していなかった)ことを、こうやってズバッと言われると、ハッと気づかされます。
このためには、法律を含めた各種知識や経験はもちろんのこと、発想力というか柔軟性が必要です。
私も、中小企業の知財戦略について、もっともっと高度なサポートができるように頑張ります。