一見さんからのご依頼の場合、着手金をお支払い頂く事務所が多いと思いますが、弊所では、今まで一度も着手金を頂いたことはありません。払うと言われても断っています。
1つには、請求書が2枚になって面倒であること。また、着手金の入金を待っている時間がもったいないこと。そして、長期的な信頼関係を築くためには、先にこちらが相手を信頼すべきと考えているからです。
おおかたは何の問題も生じずに手続きをして費用をお支払い頂いているのですが、過去に何度か所謂「くたびれもうけ」になったこともあります。
ちょっと前のことです。
ある競合他社が、自社のサービス名の商標登録出願をしてしまったという相談がありました。事情を聞くと、おそらく嫌がらせのようで、困ったことに登録性には問題なさそうでした。登録になったら、すぐにでも仕掛けてくることが容易に想定されます。
そこで、仕方なくサービス名を変えることにしました。看板とかカタログとかを全て書き換えるのが大変なので、最小限の変更で済ませられる範囲でサービス名を考え、また今度ばかりはシッカリ商標登録をすべく並行して登録性までチェックしました。
元のサービス名に思い入れもあったりして、なかなか新しいサービス名が定まらなったのですが、ようやく全てを満たすサービス名に辿り着き、それで商標登録出願することになりました。
で特許庁に提出する書類を送ったら...もっと安くやってくれる事務所を見つけたのでキャンセルします
ここまでの検討料を頂くことになると申し上げたら...そんな説明は聞いてない
そこまで言うなら結構ですので、どうぞお好きになさってください。
そもそもコンサル料を別途頂くようなケースですが、1件の商標登録出願の料金で対応するという話をしていましたし、お打合せやメールのやりとりで「逃げられそう」という雰囲気は全く感じなかったので、かなり意外な結末でした。
でも、こういう結末になって、むしろ良かったと思っています。
人の善意を踏みにじる会社だということが最後の最後に分かり、そういう会社とお付き合いしなくて済んだのですから。
人の善意を踏みにじる会社だということが最後の最後に分かり、そういう会社とお付き合いしなくて済んだのですから。
なお、こういうことがあっても、弊所では着手金を頂かないというポリシーを変えるつもりは現時点でありません。こういうケースへのリスクヘッジをすることで、なくしてしまうものも多いと思っています。
そうではなくて、「他に安い事務所もあるようだけど、ここまでやってくれたんだから、この事務所を信頼して最後までやってもらおう」と思って頂けるように、より一層努力します。
そうではなくて、「他に安い事務所もあるようだけど、ここまでやってくれたんだから、この事務所を信頼して最後までやってもらおう」と思って頂けるように、より一層努力します。

