以前にも書きましたが、小規模事務所の独立弁理士が纏まったら面白いのにな~と思います。
小規模事務所に仕事を頼むメリットは、
・親身になって相談に乗ってくれる
・フットワークが軽い
・平均以上の実務能力を持っている
あたりでしょうか。もちろん大規模事務所でこれが得られないかといえばそうではないですが、あくまでも傾向としては当てはまる部分が多いかと思います。
逆に、小規模事務所に仕事を頼むデメリットは、
・技術分野が限られる
・仕事のキャパシティが小さい
・もしも(代理人死亡)のときに困る
あたりでしょうか。実は、これらは特に大企業サイドからみたら致命的なようで、小規模事務所が大企業から仕事を依頼して頂けるケースが少ない理由がここにあります。
でも、ある程度の数の独立弁理士が纏まったら...このデメリットが全て消えるんです。そしたら大規模事務所にも十分対抗できるのでは。
もちろんメリットまで消えることのないような纏まり方を考えなきゃいけませんが、そんな独立弁理士連合体(仮称)が実現できたらいいな。
最近、こんな話をすることも多いのですが、独立弁理士はもとより企業サイドの方からも概ね共感して頂けるようで(話半分に聞いておかなきゃいけないことは十分承知ですが)、だんだんマジでやってみたくなってきました。
小規模事務所は、お互いに競合するような経営をするのではなく、協力し合っていく方法を考えていくことが、この世界で生き残るために重要だと思いますし、ひいてはお客さまのためになると思います。