昨日から、こちら↓の障害者問題全国交流会に参加しています。
やっぱり直接話を聞くと違いますね。数えきれないくらい沢山の気付きがありました。

特に衝撃を受けたのが、「障害者は経営改善力を持つ」という話。


障害者というと、どうしても「経営の負担になる」という感覚があると思います。障害者の息子を持つ私ですら、そりゃそうだと思います。

もちろん、私は、障害者の特性を見抜けば「戦力として使う」ことは十分可能だとは思っています。ただ、「経営を改善させる」とまでは全く思っていませんでした。

ところが、障害者を雇用すると経営が改善するというのです。


超簡単にカラクリを言うと、

障害者を雇う→ポイントを押さえ効果を生む取組をする→経営上の効果が出る→経営が改善する

のロジックです。要するに、障害者自身の働きではなく、障害者を雇用することがキッカケになり生産効率とか社員(健常者)の意識とかが向上するということです。

しかも、このロジックは、一部の成功事例から考えた特殊なものではなく、客観的な統計データで立証されたものです。

なお、詳細は、横浜市立大学教授の影山摩子弥氏の著書「なぜ障がい者を雇う中小企業は業績を上げ続けるのか?」をご覧ください(私は会場で入手しましたが、実際の発売は11/15のようで、アマゾンでも売っていませんでした)。


経営戦略としての障害者雇用...そんな意識が中小企業の経営者に浸透すれば、障害者雇用が進むかもしれませんね。

私が将来やるべきことも少し見えた気がします。


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