昨日、既に特許出願明細書の案文をお送りしている案件について、お客さまと技術内容のディスカッションしました。その中で、私が作成した案文では、発明のポイントが少しズレていることが分かりました。

特に特許出願に慣れていないお客さまの場合、一発で発明のポイントが掴めることは少ないです。私が案文を作成していてどうも腑に落ちないところがあるので、その点を質問すると、「実は説明しませんでしたが...」なんて話が始まることが多いんです。

そんなお客さまを批判しているのではありません。そういう中から、発明の本質をしっかり掴んで権利化に繋げるのが、弁理士の仕事だと思っています。


幸いにして、今回のケースでは、ガラッとストーリーを変えたりデータを追加したりする必要はなく、超簡単に言うと「"A"を"B"に変更し、でも"A"の記載も残しつつ、全体的に矛盾がないようにする」ような作業になりそうでした。

たぶん、そんなに時間がかからないだろうな~と瞬間的に思います。ただ、集中してやらないと修正もれが出てしまいそうなので、やり始めたら一気にやらなければいけないとも思いました。

やればすぐに終わることは分かっていますが、なかなか手が付かない。そんな中、緊急の飛び込み仕事が入ったりしたこともあり、結局昨日は手を付けられませんでした。


で、今朝になって満を持してスタートしたところ、やはり...30分ほどで終わりました。そんなものですね。

この30分で終わる仕事をやってしまうまでに、何度「やろう、やらなきゃ、早く~」と心の中で思ったことか。

さっさとやってしまえば気持ちがスッキリしたのにバカみたい...とも思います。


でも、少なくとも私は、こんなことの繰り返しです。

なので、私は、仕事をする前に心の準備をしている時間だと思うようにしています。

昨日のうちに修正版をお送りできなかったのは、反応スピード重視の私にとって反省すべき点ですが、今朝一番でお送りしましたので、少し大目に見て頂きたいと思います。


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