昨年、私が代理して手続きしたマドプロ出願(商標の国際登録出願)に対し、どうも、とある国で暫定的拒絶通報(要するに拒絶理由通知)を受けたようです。


ようです...というのは、私自身は未だ暫定的拒絶通報を受け取っていないので、確定的なことは言えないんです。



じゃ、なぜ知っているのか...その国の事務所から複数のメールが届いたからです。そのメールは、


あなたが代理したマドプロ出願に対し、XX国特許庁は添付のような暫定的拒絶通報を出しました。それに対して応答する際には、是非、弊所にご依頼ください。


といった内容で、ご丁寧に委任状フォームまで添付されています。複数のメールに同じ暫定的拒絶通報が添付されていたので、たぶん正しいんでしょう。



マドプロ出願は、1回の手続きで多数の国に商標出願できるのが特徴ですが、それ以上に大きいメリットの1つとして、外国事務所を使わずに日本の代理人のみで出願手続き及び登録をすることができる点が挙げられます。外国代理人費用が不要になるため、ざっくり2ヵ国以上に出願する場合は、マドプロ出願の方が安くなります。


しかし、暫定的拒絶通報に対する応答は、原則としてその国の弁理士でないとすることができません。暫定的拒絶通報に対する応答には期限がありますので、暫定的拒絶通報を受け取った時点で慌ててその国の代理人を探し、その応答の依頼をすることになります。



そこに目を付けた営業メールです。暫定的拒絶通報を自発的に送りつけて、その応答の依頼を貰おうということです。


上手いですね~まさにそのタイミングで仕事が発生しているところですから。しかも、日本の代理人も慣れていないこともありますし、だいたい応答期限が迫っていることが多いので、乗っかってしまう可能性も高いように思います。


でも、私は、そんな事務所を使いたくないな~こちらの弱いところを見事なまでに狙ってくる営業って大嫌いなもので...


さてどう対応しようかな。