「サトウの切り餅」事件が決着したようですね。
最高裁は、9月19日付けで、佐藤食品工業の上告棄却及び上告受理申立不受理を決定し、知財高裁の判決が確定しました。これで、侵害品とされた「サトウの切り餅」の販売差止めと、8億円余りの損害賠償が認められたことになります。
この事件、結果論になりますが、佐藤食品工業の戦略ミスということになりそうです。
どんな場面でも戦略というのはありますし、ミスを怖がっていては何もできないと思いますが、やはり一番問題だったのは、その戦略が「誠実でなかった」ということではないでしょうか?
詳しい内容や経緯は、知財高裁の判決文や、他の弁理士・弁護士の方の解説記事を参考にして頂きたいと思います。
私も、代理人として知財訴訟に関与する可能性があり、当然に、依頼者の有利になるように戦略を立てていくのだと思いますが、どんな場面でも「誠実」に対応することだけは忘れないようにしようと思います。