今朝、事務所に出勤したら、郵便受けに見慣れない会社からの封筒が入っていました。またDMかなと思いつつ封を開けてみると、「今後の弁理士制度の在り方に関するアンケート調査(弁理士向け)のお願い」が入っていました。かなり分厚いです。


でも、このようなアンケート調査があることについて、日本弁理士会から連絡は入っていないような気がします(もしかしたら気付いていないだけかもしれませんが)。そんなオフィシャルでないアンケート調査に、協力する気など起きないですね。


※追記:特許庁が委託して行うオフィシャルなアンケートのようです。



そもそも、私はこういうアンケート調査を行い、それに基づいて何かを提言することには、ほとんど興味がありません。だいたいアンケートは「結論ありき」の内容になっていたり、提言と言ったって既得権益を守るための理由付けとしか思えないことが多いからです。


例えば、今回のアンケートで言えば、弁理士業務の拡大、弁理士試験の制度を見直し、登録前研修の強化、一人法人化の実現、特定侵害訴訟業務の単独代理の実現、弁理士数の削減...


そりゃ、弁理士に聞けば結論は分かってるでしょ、って質問ばかり。さすがの私でも、そうなって欲しいなと思うことばかりです。



でも、それって他の士業との関係、お客さまのニーズ、さらには社会全体からみて、最適なのでしょうか?



そんなこと、一弁理士である私には少なくとも分かりません。なので、そういうことは、それら全体を見渡せる人たちに決めて貰えばいいと思っています。私は、その人たちが出した結論の下で、自分が何をすべきか考え、自分の立ち位置を変えるだけです。


極論を言えば、弁理士が社会から抹殺されるのであれば、社会がそれを望んでいるということで、私自身が別のことをやればいいと思っています。別に弁理士だけが仕事じゃないですし、本気をだせば何だってできるはずです。


私は、自分にとって「弁理士業は天職」と思っていますが、「弁理士業だけが天職」とは思っていませんので。