昨日からGWが始まりましたね。ブログやFacebookを拝見しますと、帰省している方、家族で遊びに行っている方、いつもどおり仕事の方など、皆さん色々な形で過ごされているようです。


私はというと、妻がLの短答模試だったこともあり、病み上がりの息子と家から出ることができませんでした。本当はゆっくり読書でもしようかと思っていたのですが、そうもいかず...まぁこういうこともありますね。



ところで、短答試験まで3週間になりましたね。受験生の皆さん、準備のほどはいかがでしょうか?


受験生の方の中には、模試を受けた結果があまり芳しくなくて、何から手を付ければいいか分からない方もいらっしゃると思います。要するに、私の妻がそうだということなんですけどね。


もう限られた時間しかありませんので、ジタバタしても始まりません。何か方針を立てて一気に走り抜けるしかありません。



一つ悩むところとして、広く浅く勉強するか、狭く深く勉強するか。私としては、直前期の今に限っていえば、後者の勉強方針をお勧めします。



短答試験は、基本的に5択のマークシートです。鉛筆を転がしても20%は正解できるのですが、一方で、5枝中4枝の答えが分かる80%の知識レベルに持っていないと100%の正解を導き出すことはできません。60%の知識レベルだと2択になることが殆どですので、正答率は50%まで低下してしまいます。


さらに、いわゆる「いくつあるか問題」はもっと厳しいです。5枝すべての答えが分からないと正解に辿り着かず、4枝の答えが分かっても正答率は50%、3枝の答えしか分からなければ正答率は33%となってしまいます。


「いくつあるか問題」が15問(1/4)前後出題され、全体として70%程度の正答率が求められていることを考慮すれば、60%程度の知識レベルでは足りず、80%程度の深い知識レベルまで持って行く必要があります。そうだとすれば、広く浅く勉強しても効果は小さいような気がします。



決して山を張ることを勧めている訳ではないのですが、限られた時間で最大限の効果を出すため、ある程度ポイント(模試で正答できなくて悔しかったところなど)を絞って、「そこが出たら確実に得点できる」状態にすることが有効だと思います。それが論文試験等に役立つことは間違いないですし。

受験生の皆さん、あと3週間、頑張って下さいね!