昨日、夕方のニュースを聞いてビックリしました。



福島第一原子力発電所2号機の原子炉の温度計の値が82℃まで上昇している状況に対し、東京電力は「温度計の故障の可能性が高い」と曰ったとのこと。


近くに設置されている2つの温度計は、いずれも35℃程度で大きな変動がないことが根拠のようです。



そりゃおかしいでしょ?



上記の現象だけから常識的な感性で考えたら、温度が変化していない温度計の方が2つとも故障しているか、これら3つの温度計では何の温度を計っているか分からないって結論になると思うんですが...だって、故障した温度計の値がなぜ上昇するの?しかもいきなりではなく徐々に...どういう故障をするとそういう挙動をするの?


どこをどう考えたらそういう発想になるのか全く持って理解できません。ただ単に、「冷温停止状態は維持されている」という結論を出すための苦肉の策にみえます。


また、その内容をただただ垂れ流すだけのマスコミ。東京電力の記者会見の場で、誰一人として疑問に思わなかったのでしょうかね。記者のレベルが低すぎます。



実際には、東京電力が言うとおり「温度が上昇している温度計の故障」なのかもしれません。でも、少なくとも報道されている情報からその結論を推認することは困難です。東京電力は他にも情報を持っていて総合的に出した結論なのかもしれませんが、その情報は報道もされていません。こんなことをしているから全く信用されていないんですよね。東京電力もマスコミも。


本ブログでは、あまり時事ネタを取り上げないようにしているのですが、なんか私の感性ってそんな非常識なのかと疑問に思うくらい誰も何も言わないので、ちょっと取り上げてみました。