何度か記事にしたと思いますが、弊所では特許翻訳も請け負っています。私の英語の実力なんかは全くもって大したことないんが、特許明細書に書かれた技術をしっかり理解し、審査でポイントとなる部分を押さえた翻訳をするという点では、通常の特許翻訳者に負けないと思っています。
で、今日はその話題ではなく...
その特許翻訳をするにあたって、弊所では翻訳ソフトを使っています。クロスランゲージ社のPAT-Transer
という特許翻訳に特化したソフトです。他の翻訳ソフトに比べてビックリするくらい高いんですが、正直、あまり役立ちません。まともに使えるのは、短い文(100文字以下で接続詞が出てこない)と例示列挙くらいで、あとは段落を飛ばさない程度のメリットくらいしかないです。
なんて思っていたところに、その翻訳ソフトのバージョンアップの案内が届きました。「翻訳メモリ機能大幅改良で業務効率がアップ!」とか「辞書増強と翻訳エンジンの改良で訳質アップ!」とか、聞こえの良い見出しが付いています。また、どうせまともに使えないとも思うんですが、製品価格に比べたらかなり安いんで、どうしようか悩んでいます。
で、今日はその話題でもなく...
その案内の一番下に「特許・情報フェアに出展!【デモ実施】」という記載が目にとまりました。今週の9~11日に東京・北の丸公園の科学技術館で行われる特許・情報フェア&コンファレンス2011
のことのようで、特許・情報と知的財産関連の新製品・新技術情報に関する日本最大の見本市らしいです。
私は、こういうフェアが開催されていること自体初めて知ったのですが、結構面白そうなので、実際に行ってみて翻訳ソフトの上手い使い方も聞いてこようと思います。もちろん、そのほかのブースにも行って色々とみてきます。
ということで、たったこれだけの話題を引き延ばすのも大変...