弁理士試験の二次(論文)試験を突破した皆さん、遅ればせながらおめでとうございます。今は三次(口述)試験の勉強で必死になっていると思います。もちろん手を抜いてはいけませんが、もうこれが最後の受験生活になりますので、それを楽しんで下さいね。


二次試験な結果が残念だった方、少なくとも一年間この試験を突破するために頑張ってきたのですから、やはりショックだったと思います。ただ、もう10日ほど経ちましたので、そろそろ立ち直っているでしょうか?終わったことは後悔しても仕方ありませんので、今年の敗因をしっかり分析した上で、来年の試験でのリベンジに向けて頑張って下さい。



ところで、私は、昨年度まで某受験機関で論文ゼミの講師を担当していたのですが、諸般の事情により今年度は担当から外れました。


一方、今年に開業した私の事務所で、埼玉県近傍の弁理士受験生向けに、少人数ゼミを開催するつもりでした。もちろん受験生を応援したいという気持ちが一番なんですが、正直ベースで言うと、開業したばかりだしお小遣い稼ぎができたら良いなくらいの軽い気持ちで考えていました。



しかし、今年の論文試験は傾向が少し変わり、私が考えているカリキュラムでは対応できなくなっていると感じています。実際に私が担当した昨年度のゼミ生は残念な結果だった方が多く、結果論ですが私の指導内容が本試験の問題とズレていたことは明らかで、本当に申し訳ないと思っています。


ということで、今年度は、私自身がどう受験生を指導してよいか分からなくなっていますので、私の事務所での少人数ゼミは開催しない予定でした。この流れで言えば、将来においても同じと思っていました。



ただ、弊所のホームページに少人数ゼミのことを載せていて未だ削除していないため、何件か問い合わせを頂きました。私が担当した過去のゼミ生からの問い合わせも含まれているのですが、ホームページから飛び込みで問い合わせをして頂いた方も結構いらっしゃいました。


受験業界では全くと言っていいほど知名度がない私のところに直接問い合わせが届くなんて...ローカルな場所でやる少人数ゼミにもそれなりにニーズもあるんだ~って再認識し、今ちょっと心が動いています。


もう一度、少人数ゼミの開催を検討しようと思います。とは言っても、受験機関でやっているゼミと同じような形態・内容ではつまらない(というか、それであれば受験機関に行って頂いた方がベターですね)ので、個人の事務所で開催するからこその何か付加価値を提供する方法を考えてみます。



「こんなゼミがあったらいいな」といったご意見やご要望をどしどしお待ちしております。弊所ホームページのお問合せフォーム からでも結構ですし、この記事へのコメントでも構いませんよ(ただし、趣旨に沿わないコメントは削除させて頂く場合があります)。