最近ブログネタに詰まっていますので、昨日の埼玉新聞一面を飾った話題から。


大宮法科大学院、閉校へ 桐蔭横浜大に統合


う~ん、この記事を読んで何か一抹の寂しさを覚えます。



実は、私、特許事務所に転職してから弁理士試験の受験勉強を開始してH18年に弁理士試験に合格し、H19年にいわゆる付記試験に合格したのですが、付記登録を受けた後目標を見失いかけていました。そして、もともと受験というものが大好きでしたし、何か他の資格でも目指してみようかなと思って考えたのが何を隠そう司法試験なんです。


特許事務所での仕事を辞めたくなかったので夜間でも通える法科大学院を探すと、当時、筑波と大宮法科しかなかったと記憶しています。大宮法科は自宅から歩ける距離ということもあり、行くならココだなと思い実際に大宮法科から資料も取り寄せて本気で入学を考えました。



で、いろいろ調べてみると、法律系の大学を出ていない私が夜間で通うとなると4年コースになるらしく、その間、月~金の夜間に2コマ授業を受け、土曜日は朝から晩までビッシリ授業があるようでした。4年で卒業でき翌年に司法試験に合格したとして5年後、さらに司法修習が1年半ということで、最短でもざっと7年かかることが分かりました。やっぱりかなり厳しい。


厳しいからこそ立ち向かう価値があるとも思いましたが、当時30台後半だった私が7年後に弁護士になって何をやるのか考えたとき、ハタと止まってしまいました。おそらく知財をメインにするんだろうな...契約とか訴訟とかだけでなく出願・権利化業務もやるんだよな...じゃあ今と何が違うんだろう...知財に関して言えば民事訴訟の代理を単独で受任できるくらい...あとは知識とか経験の問題...


ということで、7年かけて弁護士資格を取得した後の自分の立ち位置が見えなかったので、妻とも相談した結果、この時点で法科大学院に行って弁護士になるのを完全にやめました。



それはそれで納得の結論だったのですが、それから数年の間は毎年のように大宮法科から資料が送られてきて、そのたびに少し心が揺らいだりもしていました。そんなこんなで、一度は本気で入学を考えた大宮法科大学院が閉校されることになりちょっと寂しく思います。まぁ、法科大学院制度自体に色々と問題があるようですので、時代の流れとして仕方ないとは思いますが...



もちろん、今では弁理士として特許事務所を独立開業して、これを軌道に乗せるという大きな目標に向かって進んでいますし、契約や訴訟に関しては決して得意とは言えませんが、それを得意とする弁護士の先生と連携すれば済むので、この選択で良かったと思っています。