とうとう菅内閣に対して内閣不信任案が提出されていまいましたね。どうも可決されてしまう可能性があるようですが、仮に否決されたとしても、その後に菅内閣が正常に機能するとは思えませんよね。
採決がどちらに転んでも、菅内閣の行く末は同じような気がします。
今回、自民党や公明党は、震災対応不振...なんていう大義名分が立ったところで内閣不信任案の提出に踏み切った訳ですが、自民党や公明党だったら震災対応をどう進めたのか、仮に倒閣して自分たちが政権を取ったらどう進めるのか、全くビジョンが示されていません。
菅内閣の倒閣が実現できても、震災への対応は変わらない気がします。
いつも思うんですが、他人のやり方や考え方を「批判する」のは簡単です。でも、どうして「認める」という行為ができないのでしょうか?良いことを素直に「認める」ことができる評論家やマスコミは、殆どいないような気がします。必ずアラを探して批判しているばかりです。
そうではなくて、まず最初に認めた上で、次のステップとして修正すべき部分について議論すべきと思います。頭ごなしに批判するやり方はズルいと思います。別に、私は菅内閣を支持している訳ではないのですが、少なくとも傍目から見れば頑張っていると思いますので、その点は認めたいと思っています。
こんなバッタバタの衆議院ですが、5/31にはチャッカリ
・特許法等の一部を改正する法律案
・不正競争防止法の一部を改正する法律案
が可決成立しています。来年の弁理士試験では、これらの法律のフォローが必要になります。受験生の皆さんは今年で決着を付けるべく、最後の追い込みで頑張って下さいね。