年が明けて仕事も始まり、弁理士試験へ向けた答練会のシーズンになりました。受験生のなかには週3~4回の論文書きをする方もいらっしゃるでしょうし、いわゆる「三振」をして短答試験の対策もしなければならない方もいらっしゃると思います。とにかく、これから弁理士試験の当日まで、忙しい毎日を過ごすことと思います。
ただ、気を付けて欲しいことがあります。
必ず復習を重点に勉強を進めて下さい!
すっごく当たり前のことですが、次から次へと講座や答練の予定が入ってくると、そこで受講し、問題を解くだけになってしまいがちです。本人にその気はなくとも、結果として、復習なんぞ全くできない日々が続いてしまうことがよくあります。
その場の緊張感の中で講義を聞き、また問題を解くことも、もちろん大切です。講座や答練は、できることなら通信ではなく、通学で受講すべきと思います。それはそれで意味があります。
しかし、それだけでは実力はなかなか上がっていきません。ベースとなる知識や、問題文の読み方・答案作成のテクニックは、何度も何度もレジュメを回すことで少しずつ身に付くものです。一度答案を作成して解説講義を聞いた後に、全く同じ問題を解いてみて下さい。まだまだ身に付いていない部分が多いことに気付くはずです。
せっかく時間とお金をかけて受講した講座や答練なんですから、そこから吸収できるものは全て吸収して下さい。そして、それができるように、しっかりとした計画を立てて下さい。なお、復習のやり方については、他のサイトやブログ記事に譲ります。
受験生の皆さん、これからが勝負ですので頑張って下さい!