とうとう10月になってしまいました。独立まであと3ヶ月です。


ただ、今の事務所の仕事は全然減っていませんし、来年の弁理士試験用の論文ゼミが今週末の土曜日から始まり、日曜日には口述練習会も担当することになっていますので、全く余裕のない状態です。



そうそう、事務所物件ですが、ドラマのような展開が待っていました。ホントの具体的なところは伏せていますが、これで伝わるでしょうか?



以前ブログに書きましたように、すごく気に入っていたマンション(以下A)には別の方に入られてしまい、そこに降って湧いたように見つかったマンション(以下B)の契約に進んでいるところでした。Bには「何となく気になる点」があったのですが、まあそんなこともあるかなと軽く考えていて、そのまま契約しようと思っていました。


実は、このBとの契約の数日前に、別の部屋で空き予定が出たとの連絡をAのオーナーから受けていました。ただ、もうBとの契約日まで決まっていましたので、さすがに後戻りはできないと判断し、後ろ髪を引かれつつもお断りしていました。



そして、Bとの契約当日。朝一番の予定でしたが、不動産屋さんの都合で夕方に変更になり、住民票やらハンコやらをもって夕方に不動産屋さんに行きました。


そこで重要事項の説明を受けている際に、ふと不動産屋さんに「何となく気になる点」のことを言ったところ、念のため確認しようということになり、不動産屋さんと一緒にBに向かいました。そして、その「何となく気になる点」を見た不動産屋さんも気になったらしく、「キチンと確認してから契約することにしましょう」と言って、契約は後日という流れになりました。


ただ、Bの入口で、週3日の数時間しか居ないらしいBの管理人とバッタリ。Bの管理人は、私と一緒にいるのが不動産屋さんだと分かると、もの凄い剣幕で不満を言い始めました。そして、私は、Bが抱えるいろんな内部トラブルを聞いてしまいました。詳細は伏せておきますが、企業秘密を取り扱う特許事務所を開業する場所としてどうなの?って印象を持ってしまいました。



帰宅してから早速Aへ連絡しました。そして、再度Aに行って現状の概要を説明し、Bを断ってAに入居したいと言うと、あっさり了解して頂きました(これは当然ですね)。


後日、不動産屋さんから「何となく気になる点」には結局のところ全く問題がないことを連絡受けましたが、内部トラブルのことを理由(口実?)にBとの契約は見送りました。



本当に全く想定外の展開で頭の中を整理するのに苦労しましたが、最終的には当初から第一希望のAに出戻りし、結果オーライです。間取りも最初に検討した部屋より使いやすそうで、11月退去なので家賃発生日も遅くなり、さらには退去後にリフォームをするので壁紙や設備面でも私の希望を取り入れてくれるというオマケ付きです。


予定どおり朝一番の契約だったら...あの場で「何となく気になる点」のことを言わなかったら...不動産屋さんが「何となく気になる点」に問題がないことを知っていたら...Bに行ってBの管理人と会わなかったら...Aの空き予定がなかったら...ゾッとします。


いやいや、こうなる運命だった...そう考えるしか説明が付きませんね。私の「運」の強さには自分でもあらためて感心しました(笑)