脊椎側湾症
背骨が左右方向に湾曲している方。多いですね。
病院で診断までは受けていないけど、、
傾向がある方、かなりいらっしゃいます。
脊椎を中心にした、骨格の歪みが 全くない方。
絵に描いた理想的な骨格の方なんて、
実際には、殆どいないのかも知れませんね。
側湾症の方の場合、
湾曲のカーブの強いところや、角度が大きく
変わる場所には、大きな負荷がかります。
という訳で、そんな場所の片側の筋肉に
問題が出やすいんですね。
疲れて来たり、雨が降ったり、寒かったり
すると、ゴリゴリになった背筋のスジバリが
皮膚の下に顕著になって来て、指で弾くと
ベースの弦のようにブンブン響く感じです。
手技で解すのも良いんですが、ある程度以上いくと、、
ハリを使わないと弛みきりません。また、
楽でいられる期間が、針の方が長いんですね。
ここを鍼でうまく和らげると、背筋全体の筋の
緊張が緩んで、ス~っと力が抜けて楽になります。
問題点は
側湾症自体が治る訳ではないということ。
年齢とともに背筋群の筋力が衰えると、
脊柱を支える力が不足して来ます。
日頃から、長い目で考えた
腹筋、背筋などの運動の継続が大切かと思います。
臓器の圧迫や、痛みが出やすくなったり、
姿勢がさらに変化して、装具のお世話といった
問題も隠れているからですね。
今ある痛みや問題点と、
先々を見据えた生活の改善を結びつけると
健康維持が、自然に毎日の行動に組み込まれて、
より良いあなたの将来が、実現しますよ。
歳を重ねても、自由に買い物をして、美味しいものを
食べて、奇麗なものを見に行ったりしたいですよね。
70歳、80歳、さらに生きても、まだ平均レベル。
現代の日本は長寿と言われつつ、体の維持がよい方!
実は少ないと思います。
鍼灸をうまくお役立ていただいて、
共に 元気でいれるよう、刺激し合いましょう!