「とある神秘家との結婚」(カースティン・バクストン著)が

先日発売され、じっくり読みました。

 

この本は、デイヴィット・ホフマイスターさんと出会い、

結婚したカースティンさんが、

2004年から2007年に体験された、

コースの実践記録ともいえる本です。

 

カースティンはコースを学び始めて半年くらい後で、

デイヴィットにリトリートで会い、インスピレーションを受けて、

デイヴィットのいるアメリカのピースハウスへ行き、

結婚することになります。

 

神にコミットしているデイビットの側で、

カースティンが様々なエゴの思いに直面していく姿は、

読んでいても、共感し、時に一緒に苦しさを感じ、

聖霊に助けをもとめて赦し、

本を読みながら、まるで体験しているかのようでした!

 

たくさんの私の中に埋もれていたエゴの信念もよく見えてきました。

 

今回は、身体や睡眠に関するところが特に響いてきました。

 

「健康はマインドのなかにあり、身体にあるのではない」

 

それが、ああそうだ!と今までになく深く入ってきて、

身体の実在感が薄く感じられて、

本当に体が痛いとか、寝不足すると身体がきついとか、

肩がこるとか、全部考えでしかなかったんだ!と

思えてきました。

 

その気づきから、なぜか2、3日間、

妙にクラクラ、ふわふわ~と変な感じがしました。

 

今はちゃんと着地(?)しました。

 

 

 

 

 

それともう一つ、特に響いたところがありました。

カースティンが、デイヴィットと結婚した最初の頃、
イエスから「彼を基準にするように」という導きを受けるんです。


「デイヴィットを通して私を信じなさい。
デイヴィットの信仰心を信頼しなさい。
彼の目的はただひとつ。目覚めだけであることを信頼しなさい。
だから、彼はすべてにおいて常に私を頼る。
私を信頼できることの象徴として、デイヴィットはあなたに与えられた。」

 

ちょうどこの頃はカースティンが、慣れ親しんできたエゴの思考システムを後にして、
聖霊へ、未知の世界へと転換する過程だったようです。

 

その後、デイヴィットとの聖なる関係のなかで、
カースティンの目覚めの旅は進むのですが、
何年か後、いつしかデイヴィットが特別な対象、偶像になっていくんです。

 

そして、デイヴィットという偶像を手放し、真の愛の源である
自分の中のスピリットに向かうようにとカースティンが導かれていくんですね。

 

パートナーシップとは一つのステップ。
必要がなくなるまでは象徴は役に立つ。
神は生命で、形の中には生命はない。

 

この辺りの言葉が響いてきましたビックリマーク

 

パートナーシップだけではなくて、

聖霊は、たくさんの形、象徴を使って、

私たちが受け取りやすいように

助け、導いてくれるんですよね。

 

私も兄弟や、神の教師と言われる方々に

沢山助けてもらいました。

それには本当に感謝しています。

 

でも、頼りになる人ほど、自分が偶像化して見てしまうことを

最近感じることがいろいろあったので、

このくだりにハッとしたんです。

 

自分に安心を与えてくれる特定の人や何かではなくて、本当は神を求めている。

もちろん、形を拒否するというのではなくて、

まっすぐに向かい、見つめ、頼りにするのは神(聖霊)なんだというのを

再確認したところでした。

 

でも、そのプロセスを急がなくていいし、

聖霊が信頼の階段をひとつづつ上らせてくれているように思います。

 

またじっくり再読したい本です。

今度は違うところが、響いてきそうです。

 

出版に関わった皆様に、心から感謝です。

ありがとうございますお願いラブラブ